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始動!不安と高揚感の渦<314/1000>

【ラジオ体操617日目】
『ニコチンレス生活338日目』

こんにちは。
公的機関の判断で丸1年遅れてしまったプロジェクトが動き出すことにワクワクと不安が止まらないコマリストです。


今日は『1年越しの不安と高揚感』というテーマで書いていきたいと思います。


過去記事でも書いているのでご存じの方もいると思いますが、私がこれまでに仕事(従業員側)として経験したことがあるのは29社です。


当時は、職を転々としている私を見て、【定職に就けないダメ人間】という評価をしていた人も本当に多かった。。
#ダメ人間ではあるけど


転職経験が価値になるという考え方が、ある程度浸透した今だからこそ、『やりたい仕事のために様々な業種を経験した』という言葉を受け入れてもらえるようになりました。
#周りの目
#暖かくなった


まだまだ経験したことのない業種もたくさんあるので、何かしらの形で関わることが出来たら面白いなと思っていたりします。


今日は、いよいよ動き出そうとしている大型プロジェクトに、ワクワクする気持ちと不安が溢れ出してショートしそうになっているというお話です。


やったことが無いことに挑戦するのって、いつも怖いし、不安だけど楽しいですよね!

初体験のプロジェクト

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遡ること2年。
とあるカフェで、取引先の社長と雑談していたところ半分ネタで、大きなプロジェクトを任される話になりました。


そのプロジェクトは農業×漁業のハイブリッド型施設の立ち上げ。


総工費約1億という投資をして、900㎡の巨大なビニールハウス2棟を改修し、完全水耕栽培による野菜の量産と、淡水魚の養殖を同時に行う1次産業のアミューズメントパークのような場所を新たに立ち上げる


この社長は、一般住宅向けの施工を行う建設関連の企業を立ち上げ、次々に新しい事業を創りだしていった結果、6つのグループ会社からなるホールディング会社に成長させたやり手経営者です。


年齢は2022年時点で40代なので、まだまだ挑戦の手を止めることなく突き進んでいるカッコいい人


そんな社長が新たに目を付けたのが一般住宅ではなく1次産業の施工に進出すること。


とはいえ、業界の中にはこれをやってる同業者がほとんどいないので、自社で施設を保有して、ノウハウの蓄積と導入を検討している企業の見学用施設として巨大な施設を作ることにしたという流れです。


私の経歴を知っている社長から、こんな質問がありました。


S社長
『コマリストさんって、30近くの仕事を経験してるけど、農業ってやったことある?』


コマ
「残念ながら、農業の経験は無いですね。」


素直に答えた私に対して、S社長が続けます。


S社長
『おぉー!ちょうど良かった。じゃあ、今度ウチで農業と漁業のハイブリッド施設を作ることになったから、責任者やってくれない?


コマ
「いやいや、聞いてました?経験したことないんですよ?」


S社長
『あ、大丈夫。僕もないから笑』


私が、どう答えても責任者をやってもらうことは決まっていたような会話ですが、こんな感じの会話があって、正式にプロジェクトにジョインすることになりました。

1年間の遅れの先に

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そんなこんなで、割と大きめのプロジェクトで責任者を務めることになった私ですが、何から手を付けていいのか分からないという状態。


とりあえず、最初の仕事は資金調達。
総工費1億という費用のうちの60%を補助金を活用することで賄うように動きました。


昨年の12月に無事採択が決まり、いよいよ動き出すぞー!となっていたわけですが・・。


お国からの待ったがかかり、プロジェクトの進行が停止しました。
#勘弁してほしい


理由は、省庁の違い
1次産業は農林水産省の管轄ですが、施工業は経済産業省の管轄です。
#どっちでもいい
#採択したんだから


で、補助金をどちらから受け取るのかということで、お国の判断が曖昧になって、あろうことか9月まで待たされたうえで採択は取り消されることになりました
#失われた半年
#これがお国の対応です


ということで、あらためて申請するところからやり直しを食らっているわけですが、S社長も待っていられない性格です。


それはそれで動きつつ、施設を進めていこうということになりました。


このまま進むと、12月には工事が竣工し、1月には1万匹以上の魚たちが水槽に投入されて、数千トンの野菜の苗や種が植えられることになります。


ということで、今は栽培する野菜のトン数と種類の選定を行いつつ、同じく魚の量と種類の選定を行っています。


来月からは、収穫した野菜や成長した魚の販路を開拓するために、地域のスーパーや問屋、全国展開しているスーパーチェーンとの打ち合わせが始まります。


さらには、栽培の担い手として障がい者の方を雇用する計画となっているため、障がい者施設の方とも連携しながら計画策定と、必要人員数の整理、業務レベルの選定を行いつつ、採用活動をする。


さらには、この施設で採れた野菜や魚を使用した料理を提供する複数の飲食店が集まる『道の駅』も立ち上げる計画があるので、行政とも連携して進めていかなければいけない。


ちなみに、これらのことを本業をやりながらこなすことになる。しかも未経験の私が
#本当に
#やれるのか


もうね、めちゃめちゃ楽しみな気持ちと、同じくらいめちゃめちゃ不安で仕方がないという気持ちが入り混じってぐちゃぐちゃな状態です。


もはや、農業の経験だけにとどまることなく、小売り・飲食・人材サービス・製造業・建設業・セールスなどなど、複数の経験を一気に獲得するという最強のプロジェクトです。
#きっと


これをこなした先には、もう一段階成長したコマリストになれるんじゃないかなと思っています。


たぶん死ぬほど忙しくなるけど、ノリで承諾しちゃったんだから、楽しむしかないですよね~


施設が出来上がったら、また報告します。

じゃ、またね~!

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