街も建物もコミュニティ形成抜きに語れない時代
住宅の買い時はいつなのか?そんな討論がネットメディアで行われていた。https://newspicks.com/movie-series/10?movieId=732
コロナショックの後の市場がどうなるのか?というところの議論がなされていました。
簡単にまとめると、
住宅価格と株価は連動しているので、半年後くらいから下がり始め、また、その後上がるのではないかという話がありました。
住宅を買うタイミングはそんな話だが、結局は個別具体的にエリアを分析しないとわからないものである。
また、やはり人口減少の時代には、人口は偏在化するという話があり、人気のところはより人気に、不人気のところはより不人気になるということであった。
何度もでてくるシュリンキングシティの考え方である。
そのほかに、
もう一つの指標で愛されてる街ランキングの話があった。
これまでは住みたい街ランキングが有名であったが、
愛されてる街ランキングは、住んでいる住民がその街をどのくらい愛しているかという話だ。
いわゆる愛されている街ランキングは定着率が高いと言える。
この町の特徴は、街の雰囲気、景観のよさ、コミュニティ、などが重要視されているようだ。
独身の私からすると、一人で行ける好きな飲食店があるかどうかなども挙げられるのかもしれない。
愛されている街ランキング上位の特徴は、
なんと言っても気軽に参加できるコミュニティがあるかないか
というのがこれまでになかった特徴であると思う。
これまで、街を選ぶのにこのような視点で考えた人がどのくらいいただろうか。
前回の記事にも書いたように、建物にもコミュニティ形成的な視点で開発する人が増えたように、(ソーシャルアパートメントなど)エリアについても充実したところはたくさんあるのだろう。
わかりやすい例で言うと、同じ趣味を持って集まった人たちです。
例えば、サーフィンなどは分かりやすい例だと思います。
このような発想のまちづくりは各地で色々と行われているが、
人が偏在化する中で上手なコミュニティ形成で愛される街を作ることが定着率を上げると言うことだろう。
街も、建物もコミュニティ形成抜きに語れない時代がもうすぐそこまで来ている。