後戻りできないコロナ後の働き方と自殺論
7割以上が「フルタイム出勤」に戻りたくない--後戻りできないコロナ後の働き方
参考記事
https://japan.cnet.com/article/35154190/
この記事は、コロナ後にフルタイム出勤に戻りたくないという意見があるという記事です。
ヨーロッパの記事ですが、日本も同様でしょう。
約76%がフルタイム出勤に戻りたくないという記事です。
人の心理を表した面白い記事だと思いますが、
その反面、仕事とプライベートの切り替えができないという意見もあり
新しい課題を生んでいます。
コロナというのは、新しいAI時代が始まる前に
都心部への一極集中が生んだ働き方を、強制的な新しい働き方を
強いたわけで、リモートワークでも十分に働けると気付いた会社は
すでにリモートワークを宣言しています。
人の働き方やが変わると新しい課題も出てきますし、
働き方の前に人の心にどうのような影響をもたらしたのかという点で
一つのデータを共有したいのです。
コロナ禍だが自殺件数は改善に
参考記事
https://news.yahoo.co.jp/byline/kakumajunichiro/20200524-00180103/
コロナ禍で経済が停滞し、中小企業経営者が自殺に追い込まれ自殺者が増えるのではないかという
一般的な考え方があったが、20%減少したというニュースです。
一般的に経済成長率と自殺率は比例するものと考えられていたのですが、
逆の作用を示したのは非常に面白い結果です。
自殺率とは、様々なものとの相関関係がありますので一概に言えませんが、
一つの参考になる過去データがあります。
それは、戦時中の自殺者についてです。
戦時中は自殺者がかなり減少していたという事実があります。
これは、家族との結びつきが増えたり、国民が同じ目標を持っている
という意識から来ると社会とのつながりを感じることで
安心感を得られるというお話しです。
少なくともこれが続いたのであれば、上記のような家族とのつながりや
仲間意識が影響したこともあるでしょうし、他には、
会社に出社しなくてよくなったことからの精神的ストレスからの解放もあるかと思います。
在宅という行動がプレッシャーからの解放だったという
人も多かったということも言えるのではないかと思います。
デュルケームの自殺論です。
参考記事
https://brevis.exblog.jp/20693746/