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5711三菱マテリアル 株価底打ち 2023/4/17記

当記事は投資タイミングを終えましたので賞味期限切れとなりました。
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2023/5/31追記
底値圏から明らかに上方向へ離れました。買いのチャンスです。一段上がったところなので、投資効率は若干悪くなると思われますが、まだ、十分買える価格圏と見ています。

三菱マテリアル日足

本文
三菱マテリアルの株価が10年単位での底打ちをした可能性が高いと見ています。
過去の値動きをみると底打ち後は4年程度は上昇し、3~8倍の株価の動きがありました。まず、次の月足チャートで状況を把握したいと思います。

月足チャート

上図の下矢印部分A Bがそれぞれ、その後の上昇の起点となったところとなっています。
特徴は西暦の末尾がAで3年、Bで1年と若い数字が起点となっています。約10年サイクルの波動があるようです。

今回、C地点で安値を取り、上昇に転じた可能性が高いと見ています。安値の数字としてはX地点(東北大震災時のショック安)の方が安いのですが、相場上昇の起点としては、末尾が2年のCになると思われます。

それでは以下に価格面、日柄面、チャートパターンなどを見て、新規投資に値する可能性があることを確認していただきたいと思います。

ご注意
御注意・・・・・・・・・・・・・・・・・
  この記事の内容は、一個人の見解であり読者の皆様に 投資の勧誘・指示等をするものではありません。投資商品の売買におきましては、ご自身の判断と責任に おいて行ってください。皆様が判断し投資した結果につ きましては一切の責任を負えません。



それではまず、下の長期チャートを見ていただきます。
下図の左半分は右に比べ価格が倍近い縮尺となります。AとAAのトレンドラインは接続していると見ていただければと思います。

左半分は手描きの株価ラインチャートを引いた概略線となっています。この銘柄もご多分にもれず1989年のバブル経済のピークに最高値を取っています。①

長期月足

まず、左半分が長期の下降トレンド、そして、再上昇した後に右半分で2回目の長期下降トレンドの値動きであったことが分かります。

①~2までの日柄が168月、③~4までの日柄が180月となります。12月の差がありますが、そこそこ近似した数値といえるかもしれません。

特徴的なのがB~2までが84月。C~4までが85月で非常に近似した値となっており、4での底打ちを暗示させるものとなっています。4を反転のポイントと判断した大きな要素の一つです。

次に週足を見ます。
1が東日本大震災時のショック安の所です。それ以降で株価が最も安いのが
今回、底と判断している5となります。

週足

過去3年間にわたり底を這うような動きで、日柄的な面からもこれ以上の底はないと考えて良いのではないかと思います。また、下げても、下値は限定的と考えます。底値圏の動きと判断します。

今後、A地点を上抜けると上昇相場が確実なものと明確に判断できます。

次に日足を見ます。

日足

菱形マークが昨年7月7日につけた1840円です。ここが今後の上昇の起点の可能性が高いと見ています。
現在株価は、AラインとBラインにはさまれた間でヨコヨコの動きが続いています。ボックス内の動きというものです。

このチャートパターンは強い動きと見ています。今後Bのラインを上抜ける可能性が高いと思われます。過去3回の上昇の日柄は15日12日そして、今回は20日となっています。

ボックスからこのまま上放れし上昇する動きと、AとAAに窓を開けてますのでBラインを上抜けるにしても、一度この窓を埋めてから再上昇する動きになる二つのルートが考えられます。

運用としては、窓まで下がってきたら買いでよろしいかと思います。また、ボックスを上抜けた時点での買いも有りかと思います。

次に株探で業績面を見ます。

今期の業績は悪くなりそうです。この点は不安材料となります。
PERは異常値とみて良いかと思います。PBR0.5倍です。
東証の指導対象銘柄といえます。PBR 1倍 への施策は期待出来ると思われます。この銘柄は、銅鉱山の権益、精錬事業を行っており、インフレが進むと買われる場面もあるかと思われます。
全体の事業については下記の課題の通りコスト上昇を危惧するなか自動車関連、半導体関連事業の堅調さが予想されています。

最後になりましたが、三菱マテリアルは、長期チャートを見ても分かるとおり底値圏にいることは間違いなく、ここ数年相場もなく売り枯れた状況と思われます。今後の上昇が期待出来ます。現在は買い場探しの局面である可能性が高いと確信します。

以下、投資記事内容はございません。

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