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【外国人支援】未来への架け橋:外国人との共生を育む地域おこし協力隊

化学品メーカー勤務、営業マーケティング一筋25年、齢49歳、男子2人の子を持つサラリーマン秋山です。

宅地建物取引士、外国人宿舎管理アドバイザー、空き家再生診断士、SDGsハウジング・プランナーとしても活動しており、外国人の住宅事情について執筆してみました。

―――NBC日本橋ビジネス資格教育センター ニュース・豆知識-----
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ニュースや豆知識を週刊でお送りします。
VOL 94  発行日:2024.5.20

外国人との共生の重要性がますます高まっています。しかし外国人との共生の実現には様々な課題があります。ある外国人の地域おこし協力隊の活動を通して、課題と解決策について探求している事例を紹介します。

===外国人との共生の課題===

多文化共生の課題は多くあります。言語や文化の違いによるコミュニケーションの困難。地域社会に適応するための経済的支援や社会的支援の不足。さらに、地域社会との適合性の欠如や差別、偏見も課題として挙げられます。
これらの課題に対処するためには、地域社会全体での意識改革や支援体制が必要です。

===外国人の地域おこし協力隊の事例===

岩手県雫石町で、オーストラリア出身のフォトグラファー”LEONG PETER RUSSEL JAMES”さんが、地域起こし協力隊として活動されています。
LEONGさんは、雫石町の自然の移り変わりを好み楽しむ中で、フォトグラファー募集を知りました。彼の抱負は、雫石町や岩手県の自然や人々との交流をより多くの人に知ってもらい、町全体が外国の方にとって魅力的な訪問先となるように改善していきたいというものです。
LEONGさんは、雫石や岩手でのアウトドアやキャンプ、地域のカフェやレストランの料理や雰囲気、地域で開催されるイベントや祭りなども取材し、SNSで紹介しています。地域の魅力を写真やSNSを通じて伝えることで、雫石町の観光振興や地域活性化に貢献しています。

===言語・文化のサポートと地域社会との結びつき強化===

 多文化共生では、日本語を学び日本の文化に触れる機会を提供して、地域社会との結びつきを強くすることが必要です。地域住民と外国人との交流は、双方の理解と信頼を深めることができます。
 地域おこし協力隊の事例から、より包括的な外国人共生の実現の可能性が見えてきます。多様性を尊重し、共生する地域社会の実現に向けて、私たちの取り組みが求められています。

執筆:NPO法人日本住宅性能検査協会 研究員 秋山将人

発行:NBC日本橋ビジネス資格教育センター
https://nbc.ieflea.market/

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