パラグアイ
パラグアイのイグアス市。ここには戦後、多くの日本人が移住してきました。なので、日系の人々が多く暮らしています。そして、ここの日系の人は、とてもいい人が多かったです。
イグアス市でバスに降りて宿の場所が分からず、通りすがりの日本の人に聞いたら、わざわざ1キロも歩いて宿まで案内してくれました。日本には1度も来たことがない高校3年生の女の子で、少しだけ片言な日本語を話せました。「学校を卒業したら日本に行くつもりです」と言ってくれ、どう見ても僕より年上に見え、そして、少しだけ朝青龍に似ていました。国技館なら案内しようと思います。
この街(というか村に近い)には農協もあり、スーパーでは納豆やのりなんかも売っています。宿ではNHKも見られて、快適、極まりないです。しばらくはここでのんびりしようとNHKを見ていたら、朝青龍が優勝していて、道を案内してくれた女の子を思い出しました。
ここイグアス市に来てからは、時間があっという間に過ぎていきます。朝から夜まで、手ぬき無しのダラダラした生活を送っていました。「怠惰な生活」という絵のタイトルで描けそうな日々です。
NHKで日本のニュースを見ているか、DVDで日本の連続ドラマを見ている毎日。それ以外はネットや漫画を読んでます。旅人を堕落させるものなら、なんでもそろっていました。夏休みに小学生が出かける所もなく、ダラダラと過ごす日々に近いと思いますが、そんな生活を日本から17,000キロも離れた場所で過ごせるとは思いませんでした。なかなか、大人の夏休みはいいものです。
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