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ナミビア

ナミビアの首都ヴィントフックから、ナミブ砂漠行きのお手頃なツアーが出てました。2泊3日のツアーで、だいたいUS300〜400ドルぐらいです。※2007年時点

真っ赤な砂丘が見られるらしいけど、僕にとってはあまりお手頃なお値段ではないので、自力で行ってきました。僕も含めた日本人4人でレンタカーを3日間チャーターして、地図と食料を買い込み出発です。

ナミブ砂漠の見所はほとんどが国立公園にあるので、自分でパーミット(許可書)を取る必要があります。現地で取得できれば現地でいいのですが、ない場合は事前に街で取得する必要があります。僕らは現地で取得して大丈夫でした。

砂漠と言っても、野宿やキャンプをしてはいけません。これも事前に国立公園内のキャンプサイトに予約する必要があります。僕らの時期は夏休みだったので、どこも満員でした。なので、民間のキャンプサイトになります。

民間のキャンプサイトだと、国立公園の外なので「砂丘からのぼる朝日を見ようぜよ!」と言っても、朝6時30分からしか国立公園に入場させてくれません。そんなことも知らずに、深夜の3時30分に起床して、公園の外で2時間も車で待っていた日本男児4人組は僕らです。その時に居眠りをして、金縛りにうなされたのは僕だけです。

また、夏休みなのでレンタカー会社はどこも一杯でした。ヴィントフックの街を2時間近く歩き回って、たった一件だけがなんとか貸してくれました。車の知識がないので名前は忘れましたが、日本のタクシーみたいな車です。そして、僕しか国際免許を持っていなかったので、僕の名義で借ります。

クレジットカード払いなので、領収書をよく確認したほうがいいです。デポジットで、最初にUS700ドル払います。無事に車を返却すれば無効になります。ちなみに車を返却する時に「なんか変だな」と思っていたら、フロントのナンバープレートが外れていました。どうも砂漠で落としてきたらしいです。

持っていくものにテントや寝袋が必要です。キャンプ道具はあればあるだけいいけど、テントと寝袋は必須だと思います。レンタカー会社でキャンプ道具も貸し出していたので、ガスコンロや鍋も借りました。かなり安い値段で貸してくれたのですが、どうもスタッフのポケットマネーにするらしく「他の人には内緒ね」と、調子のいい笑顔を振りまいていました。あと、水と食料は多めに持っていくといいです。無くなると命に関わります。

地図だと近いように見えても、舗装されている道路はほんのわずかなので、かなり時間がかかります。パンクの危険もあるので、あまり飛ばせません。夜道は真っ暗なので、早めにキャンプ場に着くことをおすすめします。僕らはキャンプ場の場所が分からなく、1時間以上、暗闇を何回も行ったり来たりして、結構、焦りました。それと予想以上に走るので、走行距離は無制限の車がいいです。

あと、砂漠を歩いてるときに、カメラが砂でやられないように気をつけた方がいいです。僕もジップロックでガードしていたけれど、ビデオカメラのシャッターが半分だけ閉じなくなった時は、泣きそうになりました。

道中で色々とありますが、世界3大砂漠(アタカマ砂漠、サハラ砂漠、ゴビ砂漠)を見てきた僕が一番いいなと思ったのは、ナミブ砂漠なので、砂漠に行きたいなら、ぜひおすすめです。

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