コロンビア
コロンビアの首都ボゴタ。「ゲリラと麻薬とコーヒー豆」のイメージしか無かったけど、実際はそんなこともなくかなりアートな街でした。
ブラジルのマナウスの港町が思いっきり体育会系だったら、ここは確実に美術系です。ガイドブックにはコロニアルな街並みと書かれており「コロニアルって、なに?」と思ってましたが、実際に来てみると「なるほど、これがコロニアルなのか」と、意味も分からず納得しました。
カフェが本当に多く、人々は休憩の為に働いているように見受けられます。豆もコロンビア産なのか知らないけど、ミルクたっぷりのおいしいカフェラテが出てきました。カフェの一つ一つが代官山や青山にあってもおかしくないかっこよさ。しかも、ボゴタのカフェはお金を掛けて作ったモノでなく、柱からイスまで全て手作りなので、自然体でかっこいいです。観光客向けでなく、しっかりと地元の人々に利用されてる感じもまたよかったです。
ゲリラが有名なだけあって、壁には「チェ・ゲバラ」のポスターがちょいちょい張ってあります。ボゴタに到着した日も街を散歩していたら、広場のような所で「チェ・ゲバラ祭」なるモノがやっており、さすがにこわい感じでした。
街には軍隊さんが麻薬犬を連れて巡回しており、そんな中、路上で若者がマリファナを吸っていたりします。需要と供給のバランスがしっかり取れている光景でした。銀行はだいたいが発砲されまくった痕があり、昼間は安全そうなんだけど、夜間は違う顔をもっているみたいです。
ボゴタの観光名所を調べると『黄金博物館』『岩塩教会』『モンセラーテの丘』と書かれているので、全て行ってみることにしました。
『黄金博物館』は、名前の通り、黄金が展示されていて、一つ一つのディスプレイの仕方がかなりカッコ良いです。特に「黄金の部屋」の演出は、今までの博物館のイメージをぶち壊している。
『岩塩教会』は洞窟の中の教会が塩で出来ています。暗闇の中の十字架はなかなかかっこいい。
『モンセラーテの丘』はボゴタの街からロープウェイで500メートルほど上昇します。その上昇中の景色と頂上の景色(雲間から差し込む太陽の光)が素晴らしかったです。
総合的にどれも期待を裏切らなく、いい感じでした。これでボゴタいや、コロンビアを制したと言っても過言ではないでしょう。
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