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ハンガリーの首都ブタペスト。宿泊していた安宿で韓国人と仲良くなり、僕を含めた日本人2人と韓国人2人で、公平にみんな英語で会話をしていました。日本人に「ホント?」「今日はどこに行ったの?」「君の肌は黒いね」と、日本人に英語で会話するのがこんなに恥ずかしいとは思わなかったし、最終的に「Yes」しか言わなくなりました。 『朝、バスをキセルしたら、おばさんに捕まる。知らなかったと言っても通じなかったが、バスが急ブレーキをかけて、おばさんがすっころんだところを助けたら、逃がしてくれた
早朝、ボスニアのサラエボにバスで到着。バス停で「宿でも探さないと」と一服していたら、金髪のおばさんが「日本人?」と声をかけてきました。名前はイヴァナ。イヴァナは「宿、探してるの?」「私の宿は安くて、ここから近いし来たら?」「おなか、すいてるでしょ?」と、次から次へと質問を投げかけ、僕のほうから質問すると、だいたいが「オーケー、オーケー」と言ってくきます。 うん、あやしい。あやしいけど、ここらへんの宿の相場の半額ぐらいで泊まれるので、ついつい付いて行きます。イヴァナの積極的す
夜行バスで、サラエボからブルガリアの首都ソフィアに到着しました。安宿を探そうとしましたが、全身にものすごいかゆみが襲ってきて、歩けなくなります。一度、皮膚をかいてしまうと、もうかゆさが止まりません。言葉にすると「かゆい!かゆい!かゆい!かいー!」と、虫除けのCMみたいになりますが、当時はかなり必死でした。かゆみ止めもないのでタイガーバームを塗りまくり、スースーさせて、とりあえずごまかします。 安宿に着いて「これはヘンな虫が僕の服についてるに違いない」と思い、シャワーでいつも