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TUCURU 共に地域をクリエイトする

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TUCURU(ツクル)は、「地域の事業者」と「地域に想いのあるクリエイター」をつなげるシェアリング・エコノミーです。地域やクリエイターのこと以外にも、日本や世界の社会や経済のこと…
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#地域

なぜ地域にクリエイティブの力が必要なのか?

10代で映画が撮りたく、20代は撮影スタジオで働いた後、バックパッカーで世界一周。帰国後、WEB業界に入り、30代はフリーランスになって、40代を目の前にした今、地域共創の仕事をメインにしている僕が思ったことは「地域の付加価値をあげるには、クリエイティブの力が必要」だと言うことです。 地域共創の仕事に関わると、たくさんの地域の人が、ただの「人」ではなく「知り合い」になり、時には「友達」になりました。「知り合い」や「友達」が増えると、地域の課題がじぶんごとになりやすいです。

「地域の付加価値をあげるのが効率いいよね」という話

突然ですが、日本の企業は全国でいくつあるか知っていますか? 中小企業白書・小規模企業白書(2020年版)によると、全国の企業数、従業者数、付加価値額は下記になります。 企業数:358.9万(2016年)<中小企業は全企業の99.7%> 従業者数:4679万人(2016年)<中小企業の従業者数は全体の約70%> 付加価値額:255.6兆円(2015年)<中小企業の付加価値は全体の約53%> グラフから、中小企業の企業数は全体の99%以上で、従業者数も約70%なのに、付

地域の人口減少は、なぜ起きるのか?

出生数、合計特殊出生率の推移図に記載されてないのですが、日本では1947〜1949年に第一次ベビーブームが起き、年間の出生数は250万人を超えて、2019年(87万人)の約3倍になります。逆にいうと70年かけて、年間の出生数が1/3になったとも言えます。 また、第一次ベビーブーム期の合計特殊出生率は4.4前後を記録して、2019年の1.36の3倍強でした(当時は子供4人いるのが当たり前という感覚。プライベートなんてあったもんじゃない)。 第二次ベビーブームにより、1971