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神経発達症グレーゾーンと恋愛。支配や依存と愛の違い。

いつか書きたいと思っていた記事


神経発達症(発達障害)のグレーゾーンと恋愛について


ここでは複数の神経発達症を一つ一つ区別して説明せずに、ざっくりとお伝えしようと思います


なぜかと言うと、例えばASDだけでも、
受動型とか積極奇異型とか尊大型とか色々あって、グレーな人は専門家に聞かないと、自分が何に当てはまっているのかわからない為です


私は専門家ではない為、コンプライアンス的な意味で、ここはざっくりと記載しようと思います


ここでのグレーは、いわゆる「グレーゾーン」のこと


某未来型動物ロボットのアニメでは、定型発達なのは、⚪︎杉くんというキャラクターだけなんだとか…


それぐらい、グレーゾンの人の層は大きいのではないかと思います


だから、好きになった人がグレーゾーンだったとか、自分がグレーゾーンなんじゃないかって思うのは、むしろ自己理解や他者理解が進んでいて素晴らしいと思うんです


とはいえ、どちらかもしくは両方がグレーだと、
いざお付き合いし始めると壁にぶつかるわけです


何の壁かというと、
コミュニケーションの壁
認識の壁
価値観の壁


他にも色々な壁がありますが、個人的に上位3つはこんな感じでしょうか?


そして真剣に向き合うことで、中にはカサンドラ症候群になってしまう方も…


実は私も似たような経験がありました


自分のことだから書きづらい

その反面、言語化できたら人の役に立てるような気がして、書いてみることにしました


神経発達症は、
生まれつきのもので、
脳の働きに偏りがあります

それで物事の捉え方や行動パターンが定型の人とは異なるので、日常生活で苦労されることがあります

苦労されることがあるというのは、
神経発達症の人も定型の人もお互い様なので、
ある程度相互理解で乗り越えることもできますし、合理的配慮が必要な場合もあります

ちょっと調べてみると、カップルあるあるなのが、
・先ほどのカサンドラ症候群になったり
・価値観の違いで離婚や離別に至ったり
・関係が続いている間は、穏やかな時間があっても少なくて、大小問わず喧嘩の頻度が多かったり…

知識武装しても現実でうまく対処できないことだらけなので、他者理解や相互理解ができても、現実を変えることは簡単ではありません


もちろんお互いを理解し合うことで自分が見えてくるので、相互理解のプロセスは重要で、関係性の回復に役立つことも細々あります

特に、「え!?これ悪気なくやってたんだ…」と知ることは多いと思います


束縛や支配だと思っていたことが、
習慣へのこだわりや強い興味だったり、
マルチタスクだけど飽きっぽいのは、
多動や衝動性だったり
こちらは相手が嘘付きだと思っているのに、当の本人はコミュニケーションの範囲内だと思っていたり

では一般的な解決策なんですが、
精神科への受診を案内しているケースが勧められているのを見たことがあり、
加藤もこれが良いんじゃないかなって思います

でも、相手が受診を拒むこともあります

そこで、加藤の経験からは、下記の2つを反省を込めて提示します

・自分のキャパシティを把握すること
・許容可能なラインの線引きをすること

これ、どういうことかと言うと、
相手の持つ個性や特性を、話し合いで解決することは簡単ではない為、自分の中でボーダーラインを設けて、自律しましょうと言う話です


自分のキャパシティやボーダーラインを越えられたら、距離を取るなどして自分の心を守ることが大切です


これは自分が定型でもグレーでも同じです


この時、相手に依存していたり、共依存の関係にあると離れられなかったり、離れたフリしかできなかったりします

もし機会があれば、いつか「愛着」についても書いてみようと思うのですが、
「依存」が出てきたら、もうそれは愛ではなく依存や支配、コントロールに変わっている可能性がある為、
関係性そのものを見直すことも大切です

人の中には、精神面の成長がゆっくりな方も当然います

だから一概に依存と言えるかというとそうではないですが、一緒にいて傷つくなら無理に一緒にいる必要はないように思います


ここまでか…
と、見切りをつけて別れる勇気も大切。
この時他者理解に投資したあなたの時間や知識が自信となって応援してくれます

不毛な価値観の不一致での別れではなく、お互いの為の勇気ある別れ・自分と相手への応援の別れになります

加藤も相手に次のパートナーができていて、それを知って安心して別れられたことがありました

加藤は当時自分が相手に依存していたことに気づきませんでしたが、
「やっとこの人との恋愛が終われるんだ」と、安心したことが衝撃的すぎて、今でもよく覚えています

この記事の最後に、グレーな人との恋愛について、加藤なりの理想の在り方を書こうと思います

それは自律し合うことを目指すこと


「人」っていう字はよく言えば支え合っていますが、自律しているかというと、半ば他律です

これが例えるならお互いに自律した状態を目指し合えたら理想的だと思います

「人」→「II」
※イメージです

人は支え合い、相互に交流しますが、依存し合う必要はありません

赤ちゃんと養育者は別かも知れませんが…


この人といて、自分は自律したままでいられるかな?
この人と自律した関係性が築けていけるかな?

迷ったら自分に聞いてあげてください

依存相手を求めているのか、愛を求めているのか、グレーな人ほど白黒がはっきりすることもあると思うので


今、勇気が必要な方を応援しています

おやすみなさい
良い夜を



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MaryTommy
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