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#4 Jomonの場合

Jomonさんとは何だか不思議な関係だ。すごく親密にやり取りする時期が続いたと思えばしばらく何の音沙汰もないこともある。現に気づいたら彼は東京から沖縄に移住していた。

彼は、私が最初に社員として雇われた会社の先輩だった。今唐突に思い出したけど、競合に勝つために数字を追って、めちゃくちゃやってた時もあったなぁ笑 その後忘年会で行ったクルージング?のデッキで恋人と別れた、と二人で話してたら他のメンバーが来て「今Jomonの部屋中です(徹子の部屋的な感じで)」と話したのは覚えている。ということは仲良くなるまでそんなに時間はかかっていないということか。私が入社したのが11月だったから。

私は同行の時、お昼に彼が「恋人が作ってくれた」というお弁当を食べてたから、えぇ~優しい彼女だなぁと思ったのを覚えている。ところが彼の恋人は同性で、厳密に言うと彼女ではなかった。彼はイケメンだったのと話が一番しやすいのもあって、うーん恋愛対象が女性だったら、と思わないでもなかったが、そしたらここまで関係が続いたとも思わないので、それはそれで良しとする。

既におぼろげな記憶だけど、私が大きな取引先の契約を落としたことがあった。それから私とJomonさんとの関係がめちゃくちゃ悪化した。あの時どうしたら正解だったのか、今でも分からない。ただ、彼はリーダーとしての責任を全うしたかったと同時に私をどうしていいか分からなかったということと、私もどうしていいか分からなかったということだけ分かる。当時メールでバトルを繰り広げていたのだが、上司にそれを見せると「姉妹喧嘩してるみたい」と言われる始末で、(もっと深刻なんですけど…)と思ったのも今ではいい思い出かもしれない。大分過激な姉妹喧嘩だった。

件の失敗話は、今でも私にとっては絶対忘れられないエピソードで、それ普通の会社だったら潰れる金額だよ、と割と最近言われ、そうか、とうなだれた。当時、正直私にそこまでの認識はなかった。別グループの人も当時「今失敗して良かったよ!」という慰めになるかよくわからない慰めをしてくれた。確かに今思えば、失敗できる土壌でそういう経験をさせてもらえたのは(組織にとっては迷惑だが)私にとってはありがたかった。おかげで似たようなことがある場合はこうしよう、と失敗を回避しようとすることができている。願わくば失敗する前に知っておきたかったけど。

結局その後も、Jomonさんとは仲良く過ごしてる、と個人的には思っている。彼とは後輩を交えて島根の先輩のところにも遊びに行ったし、一人暮らしのおうちにも何度か遊びに行ったし、アナ雪もみんなで観に行ったり、もちろん仕事上での思い出もたくさんある。今ドライブを漁って、探した写真があった。この写真は何となく和解した時に会社の屋上で、なかじーさんに撮ってもらった写真(タイトル写真)だ。この時に結構吹っ切れた記憶があって、自分にとっては結構大事な瞬間だった。他にもおうちでスイカ食べたり。ものっそい懐かしい思い出。二人ともスイカを食べるのに必死。

こちらは島根に一緒に遊びに行ったときに平行だった虹を激写。色んな思い出ある。

書ききれなかったけど、彼は仕事の考え方なども教えてくれた人でもあった。今は日本とアメリカという距離があってなかなか難しいけど、そのうちまた一緒に何かできたら良いなぁと思える不思議な人である。また会える日までお元気で!

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私は口を開けば「友達が~」と言い、「出た!マリエ友達何百人いるの?」と言われるので、シリーズにまとめようと思い書いています。ちょっと会ってみたいという人が出てきたら、ぜひご連絡ください。


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