【韓国バラエティ番組感想文】お店が広いよ《見習い社長の営業日誌 2》
《見習い社長の営業日誌 1》の感想はこちら↓
親友同士(だそうだ)のチョ・インソンやチャ・テヒョンが、地方のお店の店主にリフレッシュ休暇をプレゼント。
その間、見習い社長として店番を。アルバイトとしてゲストに共演したことのある俳優陣や友人のプロゴルファー、漁師さんを迎える。
のんびりした時間が流れる地方の風景と、2人のキャラクターが好しかった。
韓国でも好評だったらしく、シーズン2が放送されたとの噂に「いつ日本でも見られるだろう」と心待ちにしていた。
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《〜1》では『町のよろずや』的なお店だったが、今回は店舗の規模が拡大。
店名にも【マート(韓国でのスーパーマーケット)】がついている。、
精肉コーナーがあり、レジはPOSシステムが導入されている。
交通カードへのチャージも仕事のうち。
だが《〜1》ではバスの切符を手書きして渡していたことを思うと進化?
お店が広い分、ゲストの人数も多い。
厨房もしっかり広い。
☆☆☆☆☆
《ハベクの新婦》で「あら😍」となったイム・ジュワン、闘病後の復帰第一作がバラエティとなったキム・ウビン、気のいいイ・グァンスの3人が初回のゲスト。
尋常じゃない長身メンバーたち。
チョ・インソンと厨房を担うイム・ジュワンは『髪が落ちたりしないように』と赤いビニー帽を。可愛い。
インソンお得意のカニラーメンと並んで、エビフライを公山のみなさまに提供。
キム・ウビンは閉店後の酒盛りで一人ノンアルコールビールを。
シン・スンファンはトンカツとカレーうどんを披露してお客さんから高評価。
ユン・ギョンホが仕入れた野菜を小分けに袋詰め。持参した豚肉炒めはスケジュールが入っていた彼が帰った後に丼&おつまみのメニューとしてお客さんに。
AOAソリョンはキムチチヂミやトックを。
パク・ビョンウンは持参したブリを捌いて刺身にし、サザエを茹でて殻を外して提供。釣り好きとして知られる(らしい)彼は、フナ釣り好きの中学生と意気投合。
そして『バイトじゃなくて、会長の現場視察だ』とテヒョンとインソンが緊張して迎えるのはキム・ヘス。
年齢的にもキャリアの長さでも見習い社長たちを圧倒する存在だが、バイト経験も無いなか一生懸命にできることを探して取り組む可愛さ。
インソンと共演するハン・ヒョジュも駆けつけ公山名物の梨を使ったデザートを。
最終話には《〜1》と同じく歌手のホン・ギョンミンが来てフィナーレを盛り上げる。
☆☆☆☆☆
地元の住人や店舗のみなさまとの交流も見どころ。
テヒョンやインソン、ゲストたちがお客さんに気さくに声をかけて『芸能人を相手にしてる』緊張感をほぐし、仕事や生活のちょっとした、でもその土地ならではの話を聞き出す。
かと思えば『店主はいないの?あんた誰?』みたいな反応をされたり。
『お母さんがインソンさんのファンです。』という女子中学生に『家族がファンです、ってよく言われるけど当人がファンですって言ってくれることが少ない。』と拗ねるインソン。その子は『SUPER JUNIOR のファンなんですっ!』とキッパリ宣言。いい子や。もう少し年を重ねたら、そんなに好きでなくても『ファンで〜す!』とお愛想も言えるだろうけど、それはできないお年頃。微笑ましい。
☆☆☆☆☆
最終話、社長家族が済州島での休暇を終えて帰ってくる。
また旅行のもう一つの目的地として、社長ご夫妻は《〜1》のよろずやの店主さんに地元の梨を一箱持って『今度はうちでシーズン2を撮影してもらってます。』とわざわざ挨拶に出向いていた。
お元気なシーズン1の店主さんの様子も窺えて、ただの日本の一視聴者の私までなんだか心がほっこりする。
ドラマティックな何かが起こるわけではない。いや、起こったら企画ミスだ。
でも、慣れない仕事に取り組む様子、地元のみなさまの温かさ、ゲストやお客さんとの自然なやりとりが楽しい。
自営業の厳しさも、酪農家の苦労も、笑いの中から伝わってくる。
いい番組だと本当に思う。
ぜひ!
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シーズン3が企画され、アメリカで撮影だそうだ。
それも楽しみに待つ事にしよう。
ではまた。
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