【読書感想文】《危険な蒸気船 オリエント号》〜 「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」シリーズ第二弾
図書館で予約していたのが、ようやく。
シリーズ第一弾はこちら↑↑↑
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前世紀にイギリス⇔オーストラリア間に就航していた汽船【オリエント号】が復元された豪華クルーズ船での臨時船医として、ブッククラブのメンバーの一人である開業医が乗り込むことに。
『シドニー⇒オークランド(ニュージーランド)間の五日間、ブッククラブのメンバーも一緒にクルーズを格安で楽しみませんか?』との開業医のお誘いに、クラブのメンバーたちもクルーズに参加することに。
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ゴージャスなディナー、華やかなカクテルラウンジ、さまざまなアクティビティ... etc.
おっとその前に寄港する度に行われる非常訓練。
一旦出港してしまえば、船内は大きな密室。
そして、高齢者が多い船客の中で早々に一人の女性が、翌朝亡くなって発見された。
『病死』と発表されたが、前夜泥酔して介抱されながら船室に戻る姿を目撃していた主人公アリシア。
不審に思って臨時船医であるブックブッククラブメンバーに探りを入れるがあしらわれてしまう。
そしてその日の深夜、誰かが船から海に落ちたらしいと乗客たちが点呼を取るために呼び集められ.....。
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今作もアガサ・クリスティをオマージュしつつ、物語が進んでいく。
いかにも胡散臭い乗客やスタッフ。
事件が起こりえた時間帯は?
イギリスからシドニーまでに起こった事は?
アリシアとブッククラブのメンバーの活躍が始まる。
下船するオークランドまでに答えは見つかるのか?
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前作同様ちょっと心配症で、でも好奇心と善意が人一倍のアリシアが、周りを巻きこんで事件の解決に向けて葛藤し奮闘する。
やっぱり面白い作品でした。
ぜひ!
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ではまた。
先月発刊された第三弾、早速図書館で予約しました!