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《恋愛体質〜30歳になれば大丈夫》〜60歳超えてもまだまだよ

画像はGoogle検索結果です。

邦訳のタイトルから勝手に『恋愛モード満開なのか』と見始めたのですが、違ってた。

ドラマの制作現場がよくわかる 

大学時代の同級生3人が同居生活、なのだが、なぜ同居を始めたのか?が判明するエピソードが悲しい。
3人それぞれが、卒業してからの道のりも全然険しかった。

ま、それはさておき、映像制作のど真ん中でそれぞれ奮闘する3人。

一人はドキュメンタリー映画の監督。
一人は製作会社のマーケティング。
一人は脚本家のアシスタントから、諸事情で独立。

韓国の脚本家さんは、日本の漫画家さんのように数名のアシスタントが【弟子入り】のようにしてチームで作り上げるようだ。

そして、漫画家&編集者のタッグのように、脚本家&プロデューサー(監督)のタッグが組まれる。

その様子がよく分かって「他の(今まで観た)作品も、こんな風だったんだろうな」と楽しくなる。

脚本が出来上がり、監督が決まり、製作会社が選ばれ、製作会社がキャスト、撮影監督、衣装、照明、音響、ケータリングその他諸々を監督の意向に沿って手配し、スポンサーまで押さえるようだ。

そこでPPL! 

制作会社の担当者が撮影に張りついてPPL対象の商品がどう撮影されるかをチェックし続ける。
脚本に、例えば『主演女優がスポンサーのフライドチキンを食べるシーンを15秒』を押し込み、監督を説得し、俳優を宥める。

主演俳優が『離婚の危機に、なんで(スポンサーの掃除機を使って)掃除を始めなきゃならないんだ?』と言っても『まあまあ、そこはそれ』と宥め、『メイクの上から、(スポンサーの)パックをしたらメイクが剥げ落ちるじゃないか!』と言われればドライヤーでパックを乾かしてとにかく15秒俳優の顔の上に載せる。

映画《エクストリーム・ジョブ》の監督の作品なので、そのノリと面白さは安定。

仕事に全力を振り絞る彼女たちだからこそ
恋愛がついてくる 

30歳を超えて、それぞれが奮闘してきたからこそ、その個性に惹かれる異性が現れる。

そう、恋愛は目的ではなく、オプションとしてついてきただけ。
英語タイトル《Be Merodranatic》〜 メロドラマのように 〜 なってしまったのだ。

一生懸命に生きる事はドラマティックなのだ。

誰もみていなくても。

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