【韓国ドラマ感想文】《力の強い女 カン・ナムスン》
《力の強い女 ト・ボンスン》のスピンオフ作品。
カン・ナムスン一家はト・ボンスンと縁つづき。
女系で代々受け継がれる【怪力】という超能力。
利己的な目的や悪い目的に力を使用すると、その能力は消え去ってしまう。
そんな家系の中でも、ナムスン(イ・ユミ)の力は特に素晴らしい素質を見せていたが、美しい星を見せてやりたいと、カメラマンである父親が幼いナムスンを連れてモンゴルに旅行に。
一瞬目を離した隙に、ナムスンは迷子になり行方知れずになってしまう。
ナムスンの無事帰還を祈る母ファン・グムジュ(キム・ジョンウン)は、今まで以上に善行に励み今では国内屈指の富豪になっていた。
またグムジュの母キル・ジュンガン(キム・へスク)は、怪力を利用して精肉業界を盛り上げると同時に、やはり世のため人のために善行を積む日々。
そんなある日、モンゴルで優しい夫婦に巡り会い大切に育てられたナムスンが実の両親に会うためソウルにやってくる。
☆☆☆☆☆
女系三代の活躍と対比して、その夫や弟の優しさや緩さが笑える。
ト・ボンスンの弟は、子どもの頃は病気がちだったものの作品の中では医師として自立していたのだが。
ま、それはさておき、富を目当てに寄ってくるいかがわしい有象無象をかき分けて、強く正しく生き抜いていくナムスン、グムジュ、ジュンガン。
☆☆☆☆☆
無事に、実の家族に巡り会えたナムスン。
その過程で知り合った麻薬捜査班の警察官カン・ヒシク(オン・ソンウ)。
富豪たちのクラブでグムジュと縁ができたリュ・シオ(ピョン・ウソク)。
年齢が若いにも関わらず莫大な財力を持って急速に勢力を拡げる彼に異様さを感じて経歴を調べようとするグムジュ。
また、麻薬絡みの事件が多発し、元締めや流通ルートを調べるヒシクたち。
捜査班の一人にトロット歌手のウンタク。
☆☆☆☆☆
麻薬、それに繋がるロシアマフィア、とスケールが大きい。
キャストも豪華。
富豪設定なので、衣装や車、それにやる事が何かと豪華で派手。
カメオ出演で、ト・ボンスン役のパク・ボヨンとアン・ミンヒョク役のパク・ヒョンシクが時を越えてラブラブ夫婦ぶりを。
ヒョンシクのシグネチャーポーズが、何度見てもやっぱりカッコいい!
☆☆☆☆☆
《カン・ナムスン2》があってもいいエンディング。
ナムスン&ヒシクのラブラインが初々しい。
スピンオフではあるが、テイストは異なる作品。
『別もの』として楽しめました。
ぜひ!
☆☆☆☆☆
ではまた。
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