クリティカルの最適化
まとめ
・クリティカル率とクリティカルダメージの比率は1:2がベスト
・メインステはクリ率もクリダメも変わらない
クリティカルを考えてみましょう。クリティカルはダメージに対して次のように
かかります。クリティカル率を60%とすると、「クリティカル出ないとき」=40%、「クリティカル出ないとき」=60%」となります。クリティカルが出たときはクリティカルダメージ分ダメージが増加するので
$${ダメージ = (1-クリティカル率) \times 基礎ダメージ + クリティカル率\times基礎ダメージ \times (1 + クリティカルダメージ増加)}$$
これを整理すると
$${ダメージ = 1+クリティカル率 \times クリティカルダメージ増加}$$
となります。ここだけみるとクリティカル率もクリティカルダメージもどちらも高いほうがいいねとなるわけです。ですがサブオプ自体は無限につくわけではないので上限がありますし、クリティカル率は100%以上は無駄になります。では最適をもとめてみましょう。
クリティカルの基本ステータス
まずはステータスの確認から。聖遺物のメインオプションはクリ率=31.1% クリダメ=62.2% サブオプションのほうはクリ率が3.1% クリダメが6.2%です。
クリ率はメインがクリ率の時最大で24回、それ以外なら30回上昇する可能性があり、クリダメはメインがクリダメの時最大で24回、それ以外なら30回上昇する可能性があります。
八重様+神楽を例にステータスを見てみましょう。
八重様+神楽でのステータスは
攻撃力:948, クリ率:0.242, クリダメ:1.162となります。
ここに聖遺物を装備して聖遺物のメインステータスを足します。冠はクリ率
攻撃力:948, 攻撃実数:311,クリ率:0.553, クリダメ:1.162(冠はクリ率)
攻撃力:948, 攻撃実数:311,クリ率:0.242 クリダメ:1.784(冠はクリダメ)
本題
では上記のデータをもとに調べてみましょう。八重様+神楽+攻撃/雷ダメ/クリ率の場合です。
まずクリ率の分布は
となり15回で100%になるためそれ以上は無駄になります。続いてクリティカルダメージを引いた場合は
となり、引けば引くほどダメージは上がっていくのがわかります。当たり前ですね。それでは次に24回のサブオプ上昇チャンスのうちクリティカル率とクリティカルダメージのどちらかを引いた場合、最もダメージが高くなるのはどういうときになるでしょうか。クリティカルの寄与は$${ダメージ = 1+クリティカル率 \times クリティカルダメージ増加}$$であるため、$${クリティカル率 \times クリティカルダメージ}$$が最も高いときがダメージの最大化ができそうです。すべての組み合わせでみてみます。
このようになりました。最もダメージが高くなるのはクリティカルダメージ/クリティカル比率が2:1つまり60-120 や70-140になるときです。最大値でのクリティカル率とクリティカルダメージはそれぞれ0.925と1.906となりました。
今までは攻撃ー元素ダメークリ率のセットを見ていましたが、攻撃ー元素ダメークリダメではどうなるでしょう。
このように結局は率・ダメ比率が1:2がベストとなります。2つを重ねてみますと
となります。最大値は率でもダメでも変わりません。とにかく率ダメが1:2がベストとなることがわかりました。