Duesenberg リペア
Duesenbergお預かり、オーバーホールしていきます。扱いに関しては1番プレッシャーが高いピッカピカのほぼ新品ですが笑、光栄なご依頼です。
まずはフレット交換。指板上は少し波打ちがありますが設計面では真っ直ぐ過ぎる印象でした。
弦を張った状態を想定しながらRも整えつつ修正。
フレットを打ち、エッジ処理と擦り合わせまで完了。精度よく出来たので最低限の切削で済みました。
配線系はまずポット内のゴミをクリーニング。元の数値がJazzらしいサウンドの方向性だったので、引き立つように配線材やハンダ、コンデンサを選定し組み直しました。
ナットも新しいフレットに合わせてオイル漬け牛骨で作り直し。
仕上げにトータルメンテナンス。ネック反り、弦高、オクターブ、P.U.バランス調整をして完了です。ハードウェアもかなり曇っていたので出来る限り磨きました。オーナーには生鳴りから良くなったと言っていただけて一安心です。ありがとうございました!
Mary Guitars 丸井 優希
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