Epiphone Les Paul リペア
Alex Lifesonモデルをお預り。
まずはネックに捻れがありフレット擦り合わせで賄いますが、何箇所か浮きが見つかりました。
余計な切削と完了時のトラブルを避けるため、しっかり補修してから行います。
両端も隙間があったので充填し、可能な限りエッジ処理もしました。運指もスムーズになると思います。
ストラップピンをシャーラータイプに変更するため埋木をして開け直し。元のビスと径は似てますが山のピッチが違うため、しっかり埋めてビス設計と木材の構成を考慮したサイズで開け直すのが確実でしょう。
同じ要領でバックパネルのビス穴も補修しました。
ロックナットはセンターズレ、高さもかなりあるので修正しますが、トラスロッド溝のセンターズレも相まって取付ビスが貫通していました。
正しい位置で取付しても貫通するので、今回は樹脂漬けした埋木を貼り(地味に難しい系)ビスが打てるようにしました。
仕上げにトータルメンテナンス、ネック反り、弦高、オクターブ、P.U.バランス調整をして完了です。トラブルなく弾きやすい状態になりました。ありがとうございました!
Mary Guitars 丸井 優希
〒503-0007岐阜県大垣市貝曽根町12-1
http://maryguitars.com/