春に聴きたくなる音楽
いろいろ思い出したので書いておきます。
思い出したら追加します。
◆春の朝
One/高木正勝
冷たく凍っていた大地から、澄んだ冷たい水がぐいぐい湧き出す生命力のイメージ。
三月の気分にすごくいいと思います。
ピアノ五重奏曲『鱒』/シューベルト
春先の冷たい水と明るい光と、鱒の生命力。美しい。
名曲喫茶でバイトしてた時は、春先毎日かけてました。
小さな魚/谷山浩子
「荒い波をこえてきた 凍えそうな寒い冬も
ひとつひとつこえていけば いつか会えると信じていた」
春よ来い/松任谷由実
子供のころに、NHKの朝ドラで8:15に流れてたのが印象強いので朝で。
◆春の昼間
ベイビーポータブルロック/ピチカートファイブ
「春なのにデートもしないの?」って歌い出し、そういう歌です。
良いことが起きる予感がする春の日の気分そのまま。聴くと運が上がる気すらする。
春にして君を想う/小沢健二
気怠さがある春だから、四月の後半以降かな。
温かさが肌に馴染んで、ぽっかりと時間ができて、一人であることを自覚するような。
The Way I fell For You/Saint Etienne
ひんやりとした音に澄んだ空気で、明るい光の午後のイメージ。
心細さのある知らない街を、少しの予感を根拠に一人で歩くような。
プライマル。/The Yellow Monkey
受験とかつらく暗い冬が嘘みたいに消え去った明るい春の、卒業式の日のイメージの歌。
「卒業おめでとう」って言ってるし。
街を歩いて「卒業式」の看板を見かけたりすると、この歌を思い出します。三月の歌だ。
「今度は何を食べようか」ってことを考えられるのって、重苦しい不安が解呪された「精神の自由さ」に対する祝福だと思います。
◆春の夜
春の嵐の夜の手品師/あがた森魚
春の訪れを自覚する直前の、空が赤黒く曇って、
ごうごう音を立てて風が吹く季節に毎年聴きたくなる曲。
夜のメロディ/サニーデイ・サービス
春先の季節、毎年サニーデイ・サービスを聴きまくる気がします。
空気が甘くなるような音楽だと思う。
一番聞いたアルバム『東京』のジャケットが桜の景色だからってのもありそう。
花吹雪/The Yellow Monkey
桜が散った四月の下旬な気がする。花吹雪の景色が一生残る瞬間として記憶される夜の。
切迫した情景で、リラックスとは遠い音楽ですが、映画を見ているような音楽の一面。
無伴奏チェロ組曲第一番/バッハ
名曲喫茶でバイトしてた頃、春先に毎日流していた曲その二。
これは日が暮れた春の夜の空気を、整えてくれるような音楽だと思ってます。
Everything will flow/SUEDE
「すべては流転する」ってタイトル通りなんですけど、冬の暗さから解放された春の夜に、冬には見かけなかった花が次々に咲くとか、桜が散るのとかそういうのを見て、毎年思い出してる歌です。
Beautiful Ones/SUEDE
春だから、ってことでもないんですけど、この曲の空虚な明るさも推したい。
初めての一人暮らしをした18の頃によく聴いてましたSUEDE。
学生時代/ペギー葉山
原由子がカバーしてる版でめちゃくちゃ聴きました。
清く正しく美しい少女期の回想みたいな。
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あと春だからってわけではないんですが、ここのところBUCK-TICKをずっと聴いてます。
CoyoteとかCOSMOSとか。
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