【歌詞意訳】Devil's Dozen/GIVEN BY THE FLAMES
EP「SALEM」より、ライブでよくやってる美メロ曲Devil's Dozenです。
タイトルの読み方は「デビルズ・ダース」だそうです。
EP歌詞カードに公式和訳・作者コメントがついていることに気付いたので、そのまま引用、考察とさせていただきます。
この曲のいうところの「お前」がどういう存在を指すのか?について
作詞者コメントの
を併せて考えた時、個人的に浮かんだのは実家で同居していた祖母でした。
個人的な話をして恐縮なんですが、祖母は私を支配する人で
気に入らないことがあると家庭内で無視を始め
私の分だけ夕食を用意しないなどの嫌がらせで怒りの発露をする人で
幼少の頃から、私は祖母の機嫌を取るように行動していました。
学校の成績が悪い、マニキュアを付けた、派手な服を着た、
帰宅の時間が遅い、皿洗いを忘れたなど、
生活の節々で気に入らないことがあると、
祖母は私に懺悔を求めて無視をしていたのですが、
私が中学生くらいになると、「もう相手するのやめよう」と
私が避けはじめた相手でした。
子供は支配して自分の思い通りに服従させるもの、というのが
小学校の先生をしていた彼女にとっての常識で、
長女である私に彼女なりの愛と正義をぶつけたのが
上記の地獄だったんですけど、
祖母が私に、家族で一番執着して、
彼女の価値観に従って愛をぶつけようとしてくれたことは
わかっていて、でもそれに反発して、
私は逃げるように実家を出たんですが、
彼女が居なければ、今の私は居なかっただろうし、
彼女の与えてくれた児童文学は私の血肉になっています。
本当に当時は居なくなって欲しいと心から思ってたんですが
現在の私を構成する大きな要素としての存在として、
ゆがんだ形でも愛と執着を注いでくれたことは分かっていて
祖母が死んでだいぶ経ついまだに複雑な気持ちがあります。
上記の話をここの歌詞で思い出しました。
「俺の友達」というのは、
内輪ではない第三者の他人の例かなと思うんですが、
祖母も、家族の外から祖母の行動を止めてくれる存在が居たら
よかったのかなとも思いました。
(祖母以外の家族はもう諦めて口を出さなかったので)
話が逸れてすみません。
私は個人的に上記のことを結び付けて考えてしまったんですが
多分、これそういう歌ではないと思います。
どういう状況なのかはわからないですが、
上記の部分は「存在してくれるだけでいい」
という意味なのかなあと思いました。
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サビ終わりの「everything to you」の高音に振れるところが
憂鬱切なげ寂しげ儚げで美しくて
個人的にめっちゃツボです。ありがとうございます。
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