転職活動を振り返って
初めての転職活動を終えて
このほど一身上の都合で転居のため転職活動を行っており、先日内定を頂いた機関に転職することを決めたので、転職活動の流れや感想を忘れないうちに書いておこうと思います。全く理想的な形で進められず時間がかかりましたが、何かしらの参考になれば幸いです。
なお、簡単なプロフィールは下記のとおりです。
・アラサー世代・女性
・総合職の事務系
・公的機関→公的機関への転職
・首都圏での転職活動
感想①新卒と転職(中途採用)は全然違う
当たり前ですが、新卒就活はインターンやエントリー開始、内定など、早期化の傾向はあるものの基本的には一斉スケジュールで進んでいくのに対し、転職(中途採用)は時期によって志望企業の採用(自分が希望するポジション)があるかどうかが異なります。通年採用の企業も多いですが、自分が転職したい時期に志望企業の採用があるとは限らないことを、もっと最初に意識しておけばよかったと思います。
私は一身上の都合で、前職を退職し転居してからの転職活動となったため、志望企業の採用が転職時期に出るかどうか非常にやきもきしていました(過去の採用時期からだいたい推測できるのですが、今年はどうかな・・・と結構落ち着かない感じになっていました)。
感想②公→民の壁
今回の転職活動で受けた全24社中、15社の民間企業を受けましたが、面接に進めた民間企業はわずか4社でした。個人のキャリアや専門分野などで異なると思いますし、私の実力不足でしかないのですが、自分の転職活動を通しての感想では、公的機関から民間企業への転職はハードルが高いと感じました。
反対に公的機関(国・地方公務員や関連団体職員など)は全て書類通過したため、曲がりなりにも新卒からアラサー世代ぐらいまで働いた経験が、やはり同業界だと評価されやすいのかなと思いました。
感想③面接の逆質問で転勤について確認したら落とされた
面接最後の逆質問で「転勤の可能性はどれぐらいありますか」と尋ねたところ、「それって転勤したくないということですか?可能性としては何とも言えません!」と面接官の心証を損なったような反応をされ、一次面接落ち、となったケースがありました。
同様の質問をしても内定した会社もあるので、その時の私の聞き方が良くなかったのだと思いますが、ややリスクある質問だと思いました(こちらが迂闊だったと思います…)。
感想④ハローワークを早めに有効活用できれば良かった
活動当初は転職エージェントも何社か利用していましたが、公的機関にもたくさん応募したいと考えていたためエージェントの得意分野と相性が合わず(公系はエージェントの利用率が少ないと思うので当たり前ですが)、すぐ利用をやめてしまいました。
ただ書類や面接対策、客観的なアドバイスをいただきたかったので、その後しばらくしてハローワークの若者向け相談に行き、気になる点をフィードバックしてもらっていました。ハロワの場合、エージェントのように成功報酬や誘導したい企業(?)がおそらくないと思うので、フラットな意見をもらえて良かったです。もっと早めに相談に行けば良かったと思います。もちろん利用料は無料でした。
まとめ・結果
活動の結果、当初から志望の高かった公的機関(国系)から内定をいただくことができ、活動終了しました。
以下が最終的な結果です。
・転職活動開始から転職先決定までの期間 約5か月
・受けた会社 24社
・面接 16社
・内定 7社(うち民間3社)
自分は新卒で公務員試験中心に活動していたこともあり、就活のお作法に他の方よりも疎かったなと振り返って思います。当たり前のことばかりではあるのですが振り返ってみました。