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私だけを見てほしい

嫁姑問題によくあるケースですが、注意を引きたい対象が息子か夫という違いこそあれ、母も妻も自分の方を見てほしいという願望があります。

夫が、自分よりも姑の方を擁護すると妻の方は気に入りません。

息子が、自分よりも嫁の方を擁護すると姑は気に入りません。

「ビビビッ」と、嫉妬の発作が起こります。

自分への愛が減ってしまう、もしくは、奪われてしまうと、咄嗟に本能的に反応し攻撃的な思いが沸き上がります。


姑からすれば、嫁と仲良くやってくれた方が息子も幸せになるので、嫁も大切なのです。

妻からすれば、好きな人である夫を産み育てた親ですから、夫つながりで姑も大切な人です。

そういう理屈は、内心ではよく分かっています。

しかし、自分よりも向こうの方の肩を持つ言葉や態度を取られると、どうしてもカチンときます。


これは、生まれた時から備わっている動物的な発作ですから、嫉妬相手を否定して自分の方に関心を向けようと無意識にしています。

しかし、嫉妬相手に対する発言や行動が否定的になっていけばいくほど、注意を引きたい人の思いは遠のきます。

傍から見ていると、攻撃している人はどんどん悪者に見えていきます。

攻撃的になっている人は、余程の引き付けるものがない限り、「めんどくさい人だな」と思われて去って行かれるか距離を置かれていきます。

そうなると、嫉妬相手に対して、更に憎しみが募ります。

「どうして分かってくれないの?」と。

しかし、これは永遠のテーマです。


さだまさしさんの歌の歌詞にもありますが、

「(相手を)愛すればいい」

状況にもよりますが、やはり、これに尽きると思います。

少しの思いやりと、少しのゆとりで、カチンときても一呼吸おいて適切に対応していれば、余程の相手でない限り無難にいくと思います。

嫁姑がやり取り出来るのも、人生の中の一幕にしか過ぎません。

包容力で乗り切ってくださいね。


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