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IBD患者の今宵の食卓第二十三卓

前回中華粥でしたが、その残り物の素材=牛肉、鶏ささ身、帆立貝を使って調理してみました。また、この日の昼にカツオのたたきを食べたのですがその残りも利用してみました。

お品書き 4月19日(夕)
・牛薄切りとぶなしめじの煮物
・芹と鶏ささ身の和え物
・帆立貝の煮詰め
・冷奴(薬味に九条ネギ、ミョウガ、生カツオ)
・ほうれん草おひたし
・トマト
・福神漬
・アオサ海苔と卵の味噌汁
・白飯

甘vs鹹の比は福神漬程度に

牛肉との相性という点ではきのこの中ではぶなしめじが一番のような気がします。牛肉と何かの煮物というところでは牛蒡なども相性が良いのですが冷蔵庫の中にぶなしめじがあったのでこれを使いました。

甘vs鹹の比は福神漬より甘み抑えて全体薄味に

芹は下茹でして刻み、ささ身も茹でてほぐします。電子レンジを使うとささ身は破裂するので面倒でも茹でた方が良いと思います。芹とささ身を合えて鶏ガラスープ三倍出汁等で味付けし胡麻をまぶして出来上がり。

甘vs鹹の比は福神漬よりさらに甘み勝たせて

帆立貝に限らず概ね貝類は甘みが強い味付けにしても味がくどくなりません。ばい貝や赤にしなどはあっさり味で貝の風味が引き立ったりもしますが帆立は味醂やオリゴ糖などで甘みを勝たせた上しっかり身が縮む位煮詰めた方が旨味が凝縮します。

生カツオを刻んで薬味にするという試み

この日の昼にカツオの柵を買ってきてマグロ丼のようにカツオ丼にして食べたのですが、一切れ半ほど中途半端な量が余っていました。普通なら冷奴には鰹節なのですが、生カツオを薬味のように使えないかとやってみたところとても美味でした(*^^)v
後日今度は薬味というよりカツオのたたきの中に豆腐がある位にして食べてみたところ、結果全然NG!でΣ(゚д゚lll)~
当たり前の話ですが脇が主役以上に前面に出てきてはすべてが台無しになるということなのですね・・・

家庭菜園のほうれん草はこれが最後

ほうれん草のおひたしはこの日に作ったものではなく作り置きしていたものです。もう薹が立ってきているものもずいぶんある中、菜園の全部を抜いた後葉っぱばかりをかき集めて大鍋で茹でました。軸、茎ほとんど切り落としたのですがそれでも茹で上がりで2リットルのタッパーにやっと収まる位になりました。
こちらには生カツオではなく鰹節をかけています。

露地物が出るのはまだ少し先

トマトは温室物ですが真冬に出回るものよりはずいぶん味も良くなっています。7月以降出回る露地物よりも今頃のトマトの方が美形です。

買ってきた福神漬です

この日の福神漬けを基準にして味付けのことを書かせていただきました。

浜名湖産アオサ海苔

吸い物は浜名湖産アオサ海苔と卵の味噌汁にしました。

長岡産コシヒカリ

お粥なども好きなのですが白飯の時は硬めのご飯が好きです。先日車の運転中にラジオを聞いていたのですが、炊飯器の各メーカーの特徴みたいなことが話題になっていて、各メーカーの中で一番硬めに仕上がるのは三菱製だということでした。
硬めというより売り文句としては「カレーに一番合う」という言い方をしたほうがピンとくるという話を聞いてなるほどと思いました。そういえばこの日の香の物は福神漬でした、カレーではありませんでしたが。

ゴールデンウィーク初日は全国的に悪天候でしたが、2週間ほど前の「5日のこどもの日以外は晴れ間無し」という予報に比べるば状況は少し良くなっているようです。来週どこかでトマトの植え付けをしたいと思っています。



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