私の鍼灸施術の備忘録(春編)
春ですね~
今日は私の独特な東洋医学的見解の備忘録。日々の施術で忘れないように、書いています(笑)
春は肝の働きが活発になります。
肝は多分、西洋医学的自律神経系のことを指していて、でも、それはイコールではなく多分、体内の物質やエネルギーの流れを調整しているという意味だと思う。
春は、冬に寝ていた体が起きるとき、身体が睡眠モードから覚醒モードに変化するため、流れを調整する必要がある
だから、肝がめちゃめちゃ働く。
寝起きを失敗すると、一日中眠いか、動くとめちゃめちゃ疲れる。そんなことが1年単位で起こるので、大事な時期
だから、眠い人には、リフレッシュさせる必要がある。リフレッシュさせるためには、まずは、身体がうごきやすいように、鍼灸なら、固まった筋肉を動きやすくしてあげる。考えると・・・。頸・背中・腰をほぐして、運動針。そして、軽い運動をすすめる。ここで、ポイントはリフレッシュ、決して頑張らせてはいけない。あくまで、寝起きの体に無理はさせない。西洋医学的には交感神経のスイッチを入れるだけ。活発になるほど、亢進はさせない
疲れる人には、身体の気・血・水を補うように、ゆっくり寝れるように、いっぱい栄養を吸収できるように、リラックス。自律神経を整えて、身体を温めていく。そして、瞑想をすすめる。心を空っぽにしてもらう。西洋医学的には、副交感神経のスイッチをいれるだけ。熟睡してしまうほど、亢進はさせない。
で、身体を元気にして、ワクワクする気持ちの種を残して、施術を終わりたい。ワクワクは1日の元気の秘訣だから。
と、そんな施術者になりたい・・・(笑)日々、春は気をつけていきたいと私は思います。
私のこの季節の備忘録でした(笑)