<毒父親>
自分はトラウマがある。
今は結婚出来ているが、元々男性が怖かった。
そう、男性恐怖症です。
怒鳴ってる人
不機嫌な人
違う人間なのに<父親>に、見えてしまう。
体が震え、息が上手く出来なくなり、涙があふれ、動けなくなってしまう。
溢れ出す言葉は<ごめん>や<ごめんなさい>。
結婚したいまでも、1度<父親>の幻影が見えると同じような症状が起きてしまう。
好きで結婚した旦那への笑顔も、しばらく強ばる。
こわくなって、隣に長時間居られない事が多々ある。
実家族と出かけてた時。
出かける前に忘れ物や、無くし物をするとすぐ怒鳴られた。
楽しいはずのゴールデんーウィークのお出かけも、寄る家に帰るまで機嫌を取らないといけない。
話の中心にしたり、思ってもない誰かの悪口を一緒に悪く言わないといけない。楽しくないのに笑わないといけない。
ホントは足が痛いのに、歯を食いしばり、足を引きずってるのを悟られないように歩かなければいけない。
この時、大腿骨頭壊死を発症していて、かなり骨か潰れていた。
歩いてても、ふつうに置いていかれ、必死に追いかける。
姿が見えなくなりそうで、母親と二人で出かけてきてるかのように見えた。
このままいなくなってしまっても気づかれないだろう。
だんだん、涙が溢れて、前に進もうとする足が重くなってくる。
弟だけだ、異変に気づき、いつも隣で声をかけてくれて。。。
父親と母親は、楽しそうにデートをしてるようで、自分と弟は、置いてけぼり。
遅くなると、それはそれでまた怒られ不機嫌になる。
一応、時分もお姉ちゃんという自覚はある。
家で怒鳴られた時は庇うためによく違う部屋に逃がしてた。
出先ではそれが出来ない。
結果、媚びを売らなければいけない。
もう死にたい
と叫んだ時も
父親が
じゃあ一緒に死ぬか
と言ってくれても、涙は止まり、妙に冷静になり
いや、それだけは嫌だ
と、突っぱねたこともある。大嫌いな父親と一緒に死ぬなんてまっぴらごめんだった。
そんなに父親が、結婚して縁を切ったいまでも何故か脳裏から離れない。
怯える毎日はもういやだ。
そんな日々に怯える毎日を、今日も生きてます。
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