多動力とは何か 幼少期からの教育が関係するのか?

先日、Twitterにて面白い投稿を見つけた

以下、そのまま引用してみる

つるパブ
@exbubblemangirl
『3人兄弟公立出身の平民が子供を実験的に学費月20万のインター幼稚園に入れてみて分かったことがありますキラキラツイッターのエリートパイセンたちには当たり前かもしれませんが、1番驚くのがプログラムやアクティビティの圧倒的な物量でした。日替わりで授業の合間にスイミング、農作業、茶道、ダンスやサッカー、毎日バスで違う公園に連れて行かれるので帰宅した息子は毎日ヘトヘトに。

遊んでいるんですけど、ハードに遊ばせている。6歳までの超多感な時期に色々な経験を積ませているんですね。例えば、私が幼稚園の時は『芋掘り』なんて年に1回?の一大イベントでしたが、息子は毎週の様に畑に行きpotato diggingは勿論、他の野菜も収穫して帰宅する。

私自身の感覚ですが大学生→社会人になり、徐々に実家が太い人や富裕層の方々に会う機会が増えて感じたことは『なんでこの人達はこんなにバイタリティがあるのだろう』という事です。1日の中でどの程度、活動的に動くかの基準が自分とは全く違う様に感じたのです。

勿論、富裕層全員がそうでは無いとは思いますが、私なりの仮説が出来ました。彼らは子供の頃からインターやら名門幼稚園やらで『1日にはこの位の物事に取り組むのが普通』という感覚をカラダに叩き込まれているのでは?というものです。

小さな時にカラダに叩き込まれた活動量の基準はやがて小→中→高→大学へと成長の過程で彼のインプット量のスタンダードになる。勿論インプットが多く刺激に満ちている方が10年後20年後のアウトプットは質と量ともに複利で上昇していくと考えられます。」(以下略)

これを自分の中で要約すると、彼女(つるパブさん)が見てきた富裕層の人たちはそもそものバイタリティが違う。そのため、一日24時間の中でもいろいろなことをしている。これは彼らの実家に貯えがあり、幼少期の頃から休む暇がない程の課外活動を詰めこみ、好奇心を刺激し続けてきた結果、一日の行動量の多さが他のそうでない子と比べて多くなったのではないかということ。もちろん行動量の多さ→バイタリティと結びつけるのは短絡的なように思えますが、実際に何かを成功している人はその過程でTry and errorを他の人より多く検証しているように思われます。それと、失敗するということが恥でもなく、当然のこととして受け入れられているから、前向きに挑戦していけるのでは?という仮説を立てました。

簡単な話で、幼少期からつるパブさんが書いてるように、芋ほり、ダンス、茶道、そこに空手やスイミングスクール、英会話、ピアスのレッスンなどあったとします。当然、すべての子が全てのことで素晴らしい結果を出せるわけではありません。失敗する分野があるし、それどころかまったく結果がでない分野すらあると思います。しかし彼ら(幼少期からチャレンジさせられる環境に身を置かれた人たち)はそれが前提として育っているため、一日の間や、ある期間の間にやることが多い。これは堀江貴文氏こと、ホリエモンが自著『多動力』で書いてあるような話とも同じで、彼はとにかくいろいろやれ!そしてその過程で失敗しろ 失敗しても別に恥ずかしいことではなく、誰も君の失敗なんて気にしないと前向きなことを書いています。

自分の経験からいって、自分も誰が気にするのかと思う失敗を気にして(ストリートナンパなんてその最たるもので、声をかけて無視されたとしても経済的な損失も何もないです 強いていえば、時間くらい)行動しない時期が多かったです。今も意識しないと、一日を漫然として終えることもあるくらいです。お金持ちになりたいといった理由からでなくとも、いつもいつも同じことをしていると、バイタリティがなくなって早くに死ぬ気がします。それは心身共に。言ってしまえば、日常生活で必要なこと(仕事 食事 睡眠)だけしていれば僕らは生きていけるわけなんですけれども、そこで余計なノイズをいれると日常生活に影響が出たりします。それは普段合わない人に会うでも、しないことをするでも、何でもいいのですが。そういう点で、一日の中にする何かを増やしていくことは自分自身のバイタリティ強化にも繋がるのでは?そんな気がしました。

そうはいっても、じゃあ突然これから仕事の他に誰かとご飯にいく、ジムにいく、本を読む!などをどんどん入れる気にもなりません。緩く休日に自分が仕事をする前の時間にマッチングアプリで知り合った異性とお茶をする機会を増やすなどでしょうか。この多動力という考え方は、人生にノイズを増やし、それによって日常生活を変えようぜ!という趣旨だと受け取った。大人になれば自分で何でもできる!と思いきや、余計なことをやらない!も選択できちゃうので、自分で意識しないと余計なことだからやらない!と日常を送ることになってしまう。このつるパブさんの仮説でいうと、自分はあまりいろいろなことを体験させてもらった方ではない(というと親に失礼かもしれない スイミングスクールなどは通わせてもらった)からこそ、大人になった今、時間が空いていたらそこに意識的に何かを突っ込んで動いてみるという姿勢を大切にしていきたい。


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