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エンジニアインタビュー【vol.28】kintoneからReactへ ~キャリアアップとスキル向上を求め、家族と共に北海道から東京へ~
こんにちは!Marvel株式会社 広報の渡邊です🌸
今回は、2025年初のエンジニアインタビューの内容を皆さまにお届けします☺️
インタビューにご協力いただいた越谷さんは、Marvel入社後、kintoneを使用したDX案件に携わっていたところから、Reactを使った開発エンジニアへのスキルチェンジをされたエンジニアです!さらに、キャリアアップとスキル向上のため、家族と共に北海道から東京へ移住するという大きな決断をされました!
なかなか実現が難しいこのスキルチェンジ実績に基づき、今回はその背景を深堀りし、実現までの越谷さんの努力やマインドセットについて、皆さんにお届けします!
エンジニアインタビュー
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11月に行われた社内交流会で越谷さんと初の対面を果たしている渡邊☺️🙌
越谷さんの穏やかなお人柄も相まって、終始和やかな雰囲気でインタビューが行われました!
Marvel入社前について
──入社前のキャリアについて教えてください。
越谷:入社前は、3年間kintoneのアプリ開発のポジションを担当していました。人材会社での営業企画部の中で、業務効率化を図るためのアプリです。
渡邊:そうだったんですね!今までの職歴の中で、Marvelは2社目ですか?
越谷:いえ、それ以前にも何社か経験をしていて、PCメーカーのWebマーケティングや服飾系、業者の代理店業務のポジションにも就いていました。
渡邊:エンジニアとは全く違うような、幅広い職種を経験されているんですね…!
──kintoneのアプリ開発をされていた前職から、転職をしようと思ったきっかけを教えてください。
越谷:kintoneのアプリを開発していた3年間の中で、JavaScriptを使った開発も、kintoneの機能的には可能ではあるものの、実際の業務内容ではありませんでした。しかし、個人的にJavaScriptが気になって、勉強を始めてみたところ、結構楽しいなと感じたため、仕事にできるかどうかはわからなくても、勉強は続けていました。
丁度、当時派遣社員として働いていて、派遣契約が満了するタイミングだったこともあり、思い切ってこのタイミングでプログラマーのポジションにスキルチェンジができたらいいなと思い転職を決意しました。
渡邊:ノーコードではなく、プログラマーとして開発に携わるための転職だったんですね!
JavaScriptに興味をもって、実際に自己学習をコツコツと続けるまでに至ったきっかけはありますか?
越谷:一番大きかったのは、手に職をつけたいということでした。あとは、当時北海道の結構田舎に住んでいたので、在宅でも仕事ができたらなという想いでした。
渡邊:今後のキャリアを見据えて、自身が働きやすい環境を得るべく、実際に努力を続けられるのが素晴らしいです!!
──では、その中でもMarvelを選んだきっかけを教えてください。
越谷:探していく中で、開発を希望しても、違う業務を任されてしまったという意見をよく目にしていました。私自身もう30代だったので、何が何でも最初から絶対に開発がやりたいということを軸に転職活動を行っていました。そこで、Marvelの求人内容をみた時に、ここなら開発業務ができると思いMarvelに決めました。
渡邊:そうだったんですね。何が何でもという言葉に、越谷さんの覚悟が伝わってきます。
Marvel入社後について
入社後、最初の3か月間はkintone開発を担当したものの、Reactでの開発プロジェクトにスキルチェンジを実現された越谷さん。
──直近で携わったプロジェクトについて教えてください。
越谷:Reactのプロジェクトで、LINEのMAツールの開発を行っていました。企業がLINEのアカウントを使うにあたって利用する、マーケティングツールや、スケジューリングしてメッセージを送信したりするようなツールの開発です。
ゼロイチの開発だったのですが、私が参画したのは10月で、10月に設計書作成、11月にコーディング、12月にテストをしてバグ修正をして納品しました。
渡邊:え!?スピード感すごいですね。お疲れ様でした…!
越谷:めちゃくちゃ働いた感じがします(笑)
ありがとうございます!
_________________________
【主なスケジュール】
9:00 始業 / 作業
9:30~ MTG
10:00~11:00 クライアントとのMTG
⇒終わり次第タスクの洗い出し / 作業
13:00~14:00 昼休憩
14:00~ 作業
18:00頃 終業
※大体リモートワークは週に1度
_________________________
──それまでReactには携わっていなかったかと思いますが、今までと比べて、今回のプロジェクトでキャッチアップに苦戦した部分はありますか?
越谷:かなりありましたね。
1つ前のプロジェクトがkintoneではありつつ、JavaScriptを使ってガッツリ開発していくようなプロジェクトだったのですが、3人という、かなり小規模なチームで開発していました。そこから今回は打って変わって10名以上のチーム開発になって、インフラエンジニアやデザイナーもいるような形態での開発になりました。
そのため、Reactの勉強はずっとしていたのですが、AWSの勉強もしないとわからない部分が発生しました。他にもFigmaの使い方だったり、Gitとか、gRPCというプロシージャを使った開発だったりとか、今まで全く聞いたこともなかったようなことが次々と来て、ただそれを勉強しないとコードも書けない状況で、日々勉強不足を痛感していました。
渡邊:そうだったんですね…😵💫想像しただけでも混乱してしまいそうです。
ただでさえ急ピッチで進むプロジェクトであるのに、そういった困難をどのように乗り越えられたんですか?
越谷:とにかく時間が無かったので、通勤時間とかの隙間時間もポットキャストやオーディブルを利用してずっとインプットし続けていました。
渡邊:業務に影響があるとはいえ、隙間時間も活用して努力される越谷さんの責任感の強さとストイックさを、心から尊敬します。
越谷:大変だったとはいえ、すごく有難い環境だと実感していたので、モチベーションはキープしつつ頑張りました!
プロジェクト参画について
──海野:今回、実務としての経験がない中でReactのプロジェクトに参画できたのは、越谷さんの現場での努力によるものかと思いますが、どのようにしてそのチャンスをつかみ取ったのか、何か意識したことなどはありますか?
越谷:前提として、周りの方々に「Reactがやりたいです!」という事をちゃんと伝えていました。配属先のマネージャーの方も、配属先の営業の方もご存知でした。そして、Marvelの営業の方も、(参画前から)先方にきちんとそれを伝えてくださっていました。
しっかりと認知をしていただいていたことによって、参画していた配属先でReactの案件が発生して人員を探していた時に、「やってみて」とお声かけいただく機会に繋がった要因だと思います。
kintoneの開発を始めた最初の約一か月は、私が書くJavaScriptのコードは多分めちゃくちゃひどいものだったと思います。しかし、当時のチームリーダーから丁寧なフィードバックをいただき、それを真摯に受け止めて改善を重ねました。毎日コツコツと努力を続け、教えていただいたことを愚直に実践していった結果、4か月目くらいにはかなりブラッシュアップされたコードが書けるようになっていました。 実際にチームリーダーの方からも、最初は苦戦していたけれど、フィードバックを素直に受け入れて着実に成長している部分を評価いただきました。
粘り強さと学習意欲が認められ、「やればできる人だ」と思っていただけたのだと思います。
こうした現場での地道な努力と、それによって得られた評価が、Reactプロジェクトへの参画機会をいただけるきっかけになったのではないかと考えています。
──海野:Reactへのスキルチェンジにあたって、ゲームを作られたり、自己学習もされていたかと思いますが、改めてこれは事前に勉強しておいた方がよかったと思うことや、実際に参画して実務に生きていると思う部分などはありますか?
越谷:パッと思いつくものはないのですが、JavaScriptをちゃんと勉強しておいてよかったなというのは実感しました。Reactの案件で使っていたのはJavaScriptではなくTypeScriptだったので、TypeScriptを全然勉強していなかったこともあり正直めちゃくちゃハードでした。でも、基本的にはJavaScriptから派生している物だと思うので、それをしっかり勉強していたからこそ応用が利いた部分が多くありました。
あと、バックエンドはnode.jsで開発をしていたのですが、JavaScriptをちゃんとやったからこそnode.jsも読めたというのもあって、改めて基礎が大事だと思いました。
Marvelについて
──越谷さんが感じるMarvelの良いところってありますか?
越谷:毎月10名近くの方が入社されているところや、離れた場所で働いていても、サークル活動や交流会、勉強会などの社内活動に積極的に参加されている方が多くて、活気があるところです。
また、社員が(代表の)河畑さんのことが大好きなんだなというイメージがあります。このようなリモートや案件先で働く社員が多いと、帰属意識が薄くなってしまう会社が多いんじゃないかなという印象があったのですが、Marvelでは、Marvelを好きな社員が多いところがいいなと思います。
渡邊:ありがとうございます!
社内活動に積極的な皆さんには、広報の私も本当にいつも支えられています。
Marvelではイベント企画・運営チームがあり、定期的なイベント開催を企画・運営をしてくれているということと、河畑さんも積極的にそれらのイベントに参加したり、毎月社内報で社長コラムを投稿していたりと、社員との交流を大事にしているのがわかります。
──今後のキャリアについて、目標はありますか?
越谷:一つ、自分の軸・強みとなるようなスキルが欲しいです。ただ、Marvelは、Reactに限らずいろんな技術での開発を経験できる環境だと思うので、多角的にいろんなものを触ってみたいなと思っています。
渡邊:自分の強みとなるスキルが欲しいというお気持ち、非常にわかります...!
未経験のことにもどんどん触れていきたいというチャレンジ精神、素敵です✨
休日の過ごし方について
──5歳のお子様がいるママさんエンジニアでもある越谷さん。休日の過ごし方を教えてください!
越谷:休日は、ほぼほぼ子供の接待😂をしています。公園に行ったり、子供のご要望のままに、という感じです😂
ただ、昨年の5月に北海道から東京に引っ越してきたので、土日はひたすら東京観光もしています。
博物館に行ったり、家から少し遠い公園にも行ってみたりしています🙌
渡邊:都内は観光スポット尽きませんよね👀
11月に行われた社内交流会ではお子様と一緒にご参加いただいて、渡邊は終始癒されていました🤦🏻♀️
また都内で交流会が開催される際は、是非是非親子でご参加ください☺️
読者の皆さまへのメッセージ
──この記事の読者の皆さまへ、メッセージをお願いいたします!
越谷:転職活動で何社か選考を受けていく中で、Marvelは初めてやる気を買ってもらえた会社でした。他社では、やはりベースとして20代でエンジニアの経験があるかどうかや、年齢面でもふるいにかけられてしまったりとか。大学も文系の学科を卒業しているので、その部分でも通らなかったりする場合もありました。その中で、叶えたいキャリア像を伝えて、それを実現させてくれる会社というのは、日本中探してもそんなに多くはないと思うし、Marvelはそのうちの1つだなと思います。
海野:やる気だけでは必ずしもなく、役員の高木さんと河畑さんが面接でお話しする中で、越谷さんは挑戦する機会があれば輝く人である、という説得力があったのだと思います。
いかがでしたでしょうか。
未経験でReactのプロジェクトへ参画するという事は誰しもが容易にできることではありません。
その背景には、越谷さんのやりたいことを実現すべく、その環境を用意するための営業努力は勿論、越谷さんの今までの努力や経験、人柄が影響していると思います。未経験分野に対しての積極性や、自身でモチベーションをうまくキープしながらコツコツと学びを続けられている姿勢が本当に素敵で、尊敬いたします。
今後も、越谷さんの更なる活躍に目が離せません👀
最後までご覧いただきありがとうございました!
2025年もたくさんの社員にインタビューさせていただき、一人一人の魅力を発信してまいります!
また次回もお楽しみに✨✨