昨年春の朗読劇公演で披露した「ひじり13歳」を矢野妃菜喜さんの朗読でYouTubeに公開させていただきました。
「ひじり」は私が書いた作品で「第1話 19歳」「第2話 15歳」「第3話 9歳」「第4話 13歳」「第5話 17歳」の5編で構成されています。主人公ひじりの一人語りでそれぞれの年齢を5人の役者さんに演じていただきました。その際の配役は第1話:芦澤佳純さん、第2話:白河みずなさん、第3話:兼羽みおさん、第4話:悠月ひまりさん、第5話:矢野妃菜喜さんです。
音楽を仕事にするなんて全く思っていなかった、というか文章を書くことを仕事にしたいと思って大学は社会学部に進み、雑誌社に就職するつもりでした。就職活動をはじめる前にオーディションでデビューが決まり、ありがたいことに趣味だったはずの音楽が仕事になりました。
それでつい「ひじり」を書きました。そして自分が書いたものに役者さんが命を吹き込んでくれることに感動しました。役者さんってすごい。
またいつか朗読劇公演を開催したいと思いながら、このご時世で実現の目処が立たず、悠木碧さんのTwitter企画 #せいゆうろうどくかい に乗っからせていただく形で公開を決めました。今は収録に来ていただくのも憚られる状況なので、諸事情を考えながらゆっくり進めています。
オープニングとエンディングのテーマ曲は新しく作りました。エンディングでバイオリンを弾いて下さっているのは神月響巴さんです。響巴さんにピアノの音源と譜面をメールで送ってバイオリンの音源を送り返してもらいました。便利な時代でびっくりです。
今回、矢野妃菜喜さんに読んでいただいたのは「第4話 13歳」
主人公ひじりの生き方を決める重要なエピソードです。とても瑞々しく演じてくださいました。
なんで第一話からの公開じゃないの?そう仰る方もいるかも知れません。自分の中では短編を5編書いたつもりで、公演の際にも年齢順にはやらないと決めていました。なので今回も順不同です。次に公開する作品は決めていますが・・
近日中に公開します。どうぞよろしくお願い致します。
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