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【レポート】自社で太陽光発電を行う日崎工業さんを見学!
こんにちは!
クリエイティブに生きたい美大生、前田初です。
今回は日崎工業さんの見学に行ってきました!
日崎工業さんは、お店の看板やアート作品などの逸品物を手がけている、ちょっと特殊なものづくり企業です。
駐車場の看板や電気自動車の充電器など、ものづくりの際は図面を描くところから始めて、時間をかけて作っています。それを元に量産する会社もあり、ある意味試作のようなことをする場合もあるそうです!
さっそく出発!
川崎駅からバスに乗ること20〜30分。
日崎工業さんに行く前に、まずは近くの大川食堂さんで腹ごしらえ!
種類豊富なメニューはどれもボリューム満点!!
お店では、川崎生まれの香辛子を使った『香がらしろっぷ』も取り扱っていました。
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いざ、工場見学へ!
お腹を満たしたら、
いよいよ日崎工業さんの見学です!
まずは、工場内を社長の三瓶さんに案内していただきます!
三瓶さんは社長になる前、「仕事やる前に1週間、北海道で旅させてくれ」と、オートバイに乗って2年で日本を二週、1年で北米を縦断する放浪生活を経験!各地でアルバイトをしながら、一期一会の会話を楽しんでいたそうです。
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社長になってからは、かわさき起業家オーディションにて最多の6賞を受賞しています!
工場内は天井が高く、屋根には太陽光パネルがたくさん!
このパネルには2つの役割があるそうです。
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▶ ①「自家消費型」のエネルギー使用
太陽光発電といえば、作った電気を売る「売電」のイメージがありますが、実は、送電網を使う売電よりも自家消費が求められているんです!(国も推奨!)
発電量と使用量はアプリでリアルタイムに確認することができます。
17時以降には発電が止まってしまい、残業分で電力を使ってしまうことも少なくないので、ゆくゆくは太陽光発電に合わせて働き方をずらしたいとのことでした!
▶ ②日陰の確保
日崎工業さんの屋根は鉄板でできていて、よく熱を通すため、以前は夏の室温が40度もあったそうです!
ソーラーパネルを設置したことで室温が32度ほどに下がり、夏でも何とか仕事ができるようになりました。
ワクワクがいっぱい! トレーラーハウス
お次は発売を開始したばかりのトレーラーハウスをご紹介!こちらは川崎市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
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「トレーラーハウス」という名前だけでワクワクしちゃいますね!✨
それでは早速中へ入ってみましょう!
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入った瞬間、思わず「涼しい!」との声が!
それもそのはず、このトレーラーハウスも太陽光発電で動いていて、クーラーもバッチリ効いています。なんと、昼間はほとんど太陽光だけで動くことができるんです!
今は自分たちで出力を調整する必要がありますが、まずはこの小さな場所で「カーボンフリーの空間」を実践してみて、だんだん他のところでも展開していきたいとのことでした。
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ほかにも、椅子の下に荷物を収納できたり、窓を開けるとテラスになったり、シンクもついていたりと、機能性バツグン!
外側には可愛いステッカーも貼ってあります!
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楽しい授業を考えるワークショップ
見学の後は、三瓶社長によるワークショップです!テーマは、「小中学生向けの脱炭素の出前授業で、どうやったら学びのきっかけを作れるか?」
トレーラーハウスのようなワクワクするものを入口にして、子どもたちに脱炭素について学んでもらう方法を考えます。
本題に入る前に、トレーラーハウスを使って自分たちがやってみたいことを考えてみました!
キッチンカーや日本一周をはじめ、移動式◯◯(美術館、図書館、花屋など)、音楽スタジオとしての利用、中をぬいぐるみで埋め尽くすなど、個人の趣味が垣間見えるアイデアがたくさん出ました。
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さて、いよいよ本題です。
今度は自分たちでなく、子どもたちにとって楽しいものを考える必要がありますが、それでもどんどん面白いアイデアが集まります!
・ソーラーパネルを使って料理やキャンプ
・ソーラーパネルと電球を使った実験
・キットパスなどでお絵描き
・プロジェクターを置いて鑑賞会
などなど……
やはり、一番の特徴であるソーラーパネルを使ったアイデアが多かったです!
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自分たちも体験してみたい、ワクワクするようなアイデアを考えられました。
実際の出前授業ではどのように形になるのか楽しみです!
おまけ
見学の最後にバーベキューも楽しみました!
社員さんたちも一緒に大盛り上がり。
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トレーラーハウスや大きな機械にワクワクしながら、太陽光発電の事例などを踏まえ脱炭素についての学びを深めることができました。
日崎工業のみなさん、ありがとうございました!