【後編】まるっとサステナファッションショー、キャラ衣装・会場装飾の裏側!
こんにちは!前回に引き続き、まるっとサステナCAMP インターン2期生の花岡里紗です。
今回は、「まるっとサステナフェスティバル」の目玉企画、まるっとサステナファッションショーで披露された、インターン生が制作した衣装の制作過程について、全2回のレポートの後編をお送りします。
後編の今回は、マスコットキャラクター4体(かわるん、エコちゃんず、チョリ山チョリ男)の衣装制作について、写真たっぷりにお届けします
インターン5名用の衣装制作についてまとめた前編はこちらから!
マスコットキャラクター衣装ミーティング
インターン生用の衣装制作の目処が立った10月後半、今度はマスコットキャラクター用の衣装をどうするか、話し合いました。
マスコットキャラクターの衣装制作は、人間と比べれば簡単なのかと思いきや、そんなこともなかった!
というのも、具体的に考えてみると、
・正確なサイズがわからない
・貼り付ける、ピンで留めるなど、キャラが傷ついてしまうようなことはできない
・そうなると、取り付ける方法、部位が限られる
という幾つかのハードルがあったのです。
上記のハードルをクリアし、でも素敵な衣装になるように考えた結果、簡単にサイズ調整が可能な、大きな布製アクセサリー3種類を作ることになりました!
かわるん
ゴミ収集車に描かれていることでもお馴染み、かわさき3R推進キャラクター、かわるんの衣装は、ブレスレット!
古着を細長く切り裂いて、ゴムで作った輪っかにひたすら結びつけました。
たっぷりとしたボリュームがポイントで、かわるんが腕を振るたびに、ヒラヒラと動く布がとってもキュートでした💖
エコちゃんず
カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略(CCかわさき)のイメージキャラクター、エコちゃんずには、ガーランドの形をしたネックレスを着けてもらいました!
古着を三角に切り、紐に縫い付けた後、持ち寄った不用アクセサリーや、子ども用のフォーマルなYシャツに付属していたリボン・ネクタイで、盛り盛りにデコレーションしました!
志織さんのセンスが光った作品🌟ぜひ下の写真でディテールのこだわりをチェックしてみてください!
チョリ山チョリ男
川崎大師の名物であるくずもちの妖精、チョリ山チョリ男も登場してくれました。
実は、衣装を考えるのに1番苦戦したチョリ男。シンプルでスマートな体で、顔のパーツが大きく余白が少ないゆえ、どこにどうやって着けるかが結構難しかったんです。
そんな中、小学校のときクラス会で何十回と作った、折り紙を繋げて作る輪っか飾りを思い出し、それを布で作ることにしました!
結果的に、機敏なダンスが得意なチョリ男の動きを邪魔することなく、飾り付けられました!
チョリ男ファンの方々にも「かわいい〜!」と喜んでいただけて、うれしかったです✨
会場装飾
今回インターン生は、余った布を使って、会場装飾も手掛けました!
輪っか飾り
まずは、チョリ山チョリ男の冠と同様の方法で製作した、輪っか飾り!
初めはボンドで輪っかを作っていたのですが、ボンドがくっつく素材とそうでない素材があり、同じ生地ばかりが残っていく事態に。
布を結ぶ形で輪っかを作るというメンバーのアイデアで、こちらはより様々な種類の布を使うことができ、カラフルに仕上がりました!
当日は、初ちゃん、真央ちゃん制作の素敵なロゴが印刷された横断幕を、こんな感じにデコレーションしました!
布リース
そして、大量に集まった端切れと、家にあった不用リース土台を使って、こちらの布リースも製作。
3〜4cmほどの正方形に切った布に木工用ボンドをつけて、リースに差し込むだけで、簡単に作れました!
こちらは現在私の部屋に飾って楽しんでいます。
タッセル
さらに、切り裂いた布をまとめて縛って、カラフルなタッセルも作りました!
こちらは初ちゃんが1時間足らずで制作してくれた賜物!
当日は出演者・スタッフ問わず、インターン生みんなで着けました。
イベントが終わった後も、家にある金具を使い、バッグチャームなどにして楽しんでいます!✨
サステナファッションショーを終えて
前後編に分け、サステナファッションショーの裏側をお届けしてきました。
サステナブル・脱炭素というと、もしかすると「やらなきゃいけない」「我慢や努力をして取り組むもの」といったイメージがあるかもしれません。
しかし私は、決してそんなことはなく、自分の生活を見直すきっかけになったり、新しいものの見方・考え方をする機会になったり、さらには節約になったりと、様々な形で私たちにプラスを与えてくれるものだと考えています。
その中でも、今回のファッションショーでは、「サステナブル・脱炭素に取り組む=楽しい!ワクワク!」、そんなイメージを発信できたのではないかと思っています。
また、ファッションショーの最初のミーティングのブレインストーミングの中で、私は「サステナブルな会場装飾を実現する」という案を出しました。イベントの装飾というと、その場限りで、イベントが終われば全てごみになって捨てられてしまう、それがイベントのたびに繰り返されるような印象があったんです。
ただ私は言っておきながら、どうやったら実現できるのか全くアイデアがない状態だったのですが、メンバーの協力があり、今回、リースやタッセルなど、イベントが終わった後も、家に飾ったりバッグチャームにしたりして使える装飾が一部実現できて、それがとてもうれしいです。改めて協働の価値を感じたイベントでもありました!
これからも、この楽しい輪を、溝の口、そして川崎に広げていけるよう頑張ります!
お読みいただきありがとうございました。