
自分らしく生きるための決断。
3月に地域おこし協力隊の任期を満了してから、7ヶ月が経ちました。
任期満了後のキャリアについては悩みながらも、結局会社員になる道を選び、動画制作やデザイン、情報発信などのプロモーション関係の業務を主に行ってきました。
実績のある社長のもとで新しいチャレンジや学びもある一方、どうしてもついて回ったのが「私が本当にやりたいことはなんだろう?」という疑問でした。協力隊の頃は岳温泉や二本松を盛り上げる・PRするというミッションがありましたが、会社では二本松の仕事は少なく、地域との繋がりを維持するのが少し難しい状況になりました。加えてリモートワークをする日も多く、以前の職場と比べると人とコミュニケーションを取る機会が減り、自宅で一人で仕事をすることへの違和感や閉塞感を感じてしまうことも多々ありました。
会社員でいると安定した収入がある代わりに、ある程度は会社の意向に従って仕事をこなす必要が出てくると思います。協力隊に転職する前の時期もそうでしたが、私は自分が本当にやりたい!面白い!と思えない仕事に対してのモチベーションが下がってしまう傾向があり、会社員として「やらなければならない仕事」が出てきたとき、いつも「これは本当に自分がやりたいことなのか?」と自問してしまいます。今回も本業以外で頼まれた仕事や地域での活動に対する自由度が立場上制限されてしまったことも重なって、フラストレーションが発生する状態に陥ってしまいました。
そのフラストレーションが仕事のパフォーマンスにも直接影響してしまうのが私の未熟なところであり、弱みです。逆に心からやりたいと思っていることに対するパフォーマンスは高いと自分では考えています。
とにかくこのパフォーマンスが低い状態を抜け出すために、11月からは個人事業主として独立して仕事をしていくことを決断しました。協力隊の任期を満了した時点では自信がなくてできなかった選択でしたが、改めて正社員として働いた結果、やはり自分のやりたいことを自由にできる環境を作ることが自分のパフォーマンスを最大限発揮するには最善だと気づきました。
正社員時代に比べると初めは収入面では少しダウンすると思いますが、ジレンマを抱えながら日々の業務をこなすより、自分らしくやりたいことをやって毎日を楽しく生きることの方が大切なのではないかと考えました。決断したからにはやるしかありません。自分の選択に責任を持って、また新たな生き方とキャリアを模索していきたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございます。今日はここまで。