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2023年9月タイ旅行

タイ旅行に行った旅の知恵などを備忘録的に書いていきます。本旅行の様子はYouTubeにまとめています。


タイ旅行記(SIMカード、タクシーアプリ、両替など)

さて、2023年9月、久しぶりの海外旅行でタイに遊びに行きました。最後に海外に行ったのは2018年3月なので、5年半ぶりとなります。タイは2016年に行ったのが最後なので、7年ぶりです。

今回はエアアジア(成田→スワンナプーム)を使用しました。前回もエアアジアでしたが、その時はドンムアン空港でした。スワンナプーム空港はかなり久しぶりです。

夏休みをずらして9月に行ったので、往復で5万4000円。割安な方ですかね。ただし、受託手荷物や座席指定、機内食は含まれません。タイは暑いので荷物が少ないので、受託手荷物はなし。座席は行きも帰りも窓際を選びました(プラス2500円程度)。機内食は注文しませんでした。

https://www.airasia.com/aa/inflight-comforts/ja/jp/baggage.html

コロナ禍は国内線ばかり乗っていたので、国際線特有の気圧対策を忘れていました。国内線は上空3,000メートル程度ですが、国際線は1万メートル程の高さを飛びます。機内の気圧は0.8気圧程度になり、これは標高約2,000メートルと同じ環境になります。私は気圧による頭痛や軽い貧血になりました(地上に降りたらすぐに治りましたが)。国際線では頭痛薬、耳栓、また長袖長ズボンや靴下は必須です。

https://www.jal.co.jp/health/before/environment.html

また、AirAsiaはエアバスA320を使っています。最新の機体A350-380は気圧や加湿調整があり幾分楽ですが、古い機体は上空だと気圧が低く、寒く、また乾燥します(私は長距離便はB787をいつも使っていたので、気圧の違いがはっきりと分かりました)。

https://weathernews.jp/s/topics/201808/100165/

スワンナプーム空港に到着したら、まずはSIMカードと換金です。SIMカードは空港中にあるので、すぐに見つけられるでしょう。私はTRUEの7日間(容量無制限、電話付き)でしたが、これで約2,000円なので、かなりお得ではないでしょうか。今回はパタヤを中心に巡りましたが、バンコクからパタヤに行く道中も電波は通じたので、問題ないでしょう。

true 5G: Tourist SIM

https://ushigyu.net/suvarnabhumi-airport-sim-money-exchange

また換金はスワンナプーム空港の地下鉄付近にある換金所を使いました。SuperRichが有名ですが、それ以外の換金所も同じレートだったため、隣の換金所を使いました。タイは日本人渡航者が多いため、だいたいどこでも良いレートでいけます。

スワンナプーム空港のSuperRich(地下の方がレートが良い)(画像出典:THAIest)

https://www.sakky-promiler.com/entry/Superrich_Thailand-Exchange-Emporium

この期間のレートは、ナナ駅のvasuで0.2395、superrichで0.238、その他バンコクやパタヤの換金所も0.238が多かったので、どこで換金しても大差はありません。ちなみに一番良かったのはプロンポン駅近くの換金所で0.240というレートが最高でした。

スワンナプーム空港からバンコクへの移動はエアポートリンクとMRTを使用。また、初めてGRABを使おうと思ったので、途中下車してGRABへ切り替えました。GRABは日本でインストールしてクレジットの登録ができました。しかし、BOLTの登録はタイのSIMでないと出来ませんでした。ちなみにGPSの精度が悪く、結局GRABは一度しか使いませんでした。

タイのGrabはバイクタクシーも使える

https://www.bangkok-pukuko.com/entry/bolt-bangkok

1人旅行で荷物が少ないなら、タクシーでなくバイクタクシーをお勧めします。バンコクは渋滞が激しいですし、パタヤも一方通行や歩行者天国が多いので、車の間をすり抜けられるバイクタクシーが一番良いです。

初日はナナ駅近くで一泊し、翌日にエカマイ駅からバスでパタヤへ。バンコクからパタヤへはちょうど2時間でした。渋滞があると2時間半ほどかかるそうです。エカマイからパタヤまでは131バーツ(500円)です。

https://thaigensai.com/bkk-pattaya/

パタヤのバスターミナルからWalking Streetまではソンテウで50バーツ(200円)。普段は20バーツでも乗れるそうですが、この日は観光シーズンを過ぎてたので乗客が少なく、この値段でした。

パタヤのソンテウ(画像出典:タイ HOW TO GO)

パタヤでは外国人観光客=日本人ではなくなった?

タイは経済的に日本と結び付きが強く、特に企業の日本人駐在員は多いです。私も以前自動車メーカーに勤務していたのですが、タイといえば駐在のイメージが強かったです。したがってタイには日本食や日本人向けの店が多いのですが、コロナ前後でその様相は大きく変わりました。

今、パタヤで一番多い観光客はインド人でしょう。そして、中国人やロシア人、韓国人も多いです。コロナ禍とロシア・ウクライナ戦争、そして円安で外国人比率がガラッと変わりました。7年前は観光地を歩いていれば「こんにちは」と話しかけられていましたが、今は「Hello」と声をかけられます。観光地の人々は、日本人に「ニーハオ」「アニョハセヨ」と声をかけるのが嫌がられるのを知っています。同様に韓国人、中国人に「こんにちは」と声をかけるのも嫌がられます。したがって、「Hello」で統一したとのこと。東アジア人は見分け付けにくいですからね。

パタヤのウォーキングストリートはインド人向けの店が多くなりました。インド人向けのお店は、インド国旗が掲げられているのですぐに分かります。

また、ロシア人観光客、ロシア人のゴーゴーバーが明らかに増えました。観光地に行くと、英語、中国語、ロシア語の案内が多く、日本語は減りました(昔は必ず日本語の案内を見たものですが)。インド人の観光客に、インド人が客引きが、ロシア人のゴーゴーバーへ誘うという光景が今のパタヤです。

インバウンドビジネスは世相の反映スピードが早いです。Walking StreetやSoi6の店はコロナ禍でほとんど壊滅したらしいです。その後、コロナが明けてできた店はインド人や中国人向けというところでしょう。

パタヤでインド人観光客が爆増中! 年末までに500万人とも。(タイニュース・クロスボンバー)

とはいえ、日本人が冷遇されているわけではないです。特にある程度年齢層の高い方は日本語が流暢に話せる方はいます。しかし、若い世代は日本語を学ぶ価値がなくなったのか、以前ほど日本語を聞かなくなりました。寂しくなりましたね。

パタヤでの旅行は最高でしたが、安く済ませたい人には向かないかも知れません。コンビニや露天で済ませるならともかく、普通のバーやレストランの食事は1人4~5000円程度はします(つまり日本と変わらない)

ホテルやタクシーはある程度安いですが、飛行機代や移動時間を考慮すると、あまりコスパが良いとも思えない。正直、特別な目的がない限り、沖縄の方が良いかも知れません。為替が戻り、日本人が再び裕福な国になるのを望みます。

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