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「揚げ餅のスイートコーンあんかけ」のレシピの話

KissFM KOBEさんでお世話になっている「はい こちらひょうご食材 丸天開発室です」のコーナー。スイートコーンの回で残念ながら落選してしまった「揚げ餅のスイートコーンあんかけ」ですが、「自分ばっかり食べて、製品化されなかったら浜平さん(パーソナリティ)を嫌いになりそうです」という、阪神の片岡ばり(対松坂)にのけぞる内角高めのメッセージを頂いていましたので、平和維持活動の為、近いものをお家で作る場合のレシピを公開します。

どうしても再現不可能な部分

実はこの「あんかけのもと」は、試作段階では「シソエキス」を使って、そのまま使うだけでシソの香りがパッと広がる白出しになっていました。流石にそれは一般のご家庭では手に入りませんので、今回はシソの葉を使います。その点だけご容赦ください。

それでは早速材料から。

材料はこんな感じ

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はい、ご覧の通りです。シソの葉水溶き片栗粉を忘れています。なんということでしょう。でも気付いた時には手遅れでした。お粗末な話です。すいませんすいません。白いボトルは「白出しつゆ」なら何でも良いです。写真は当社の「おだし汁」ですね。

次に材料をカットします。簡単です。

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角餅は4つに包丁で切ってください。スイートコーンは削ぎます。ここで思い出したように水溶き片栗粉が出てきました。でもやっぱりシソの葉を忘れています。ホントひどいですね。やる気が感じられません。

スイートコーンのカットですが、

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分かりますか?コーンの根元の歯茎みたいなところは削らないでください。勿体ないからもっと深くいきたくなるんですが、この白い部分は硬いので食べた時に口に残って美味しくありません。なので黄色いところだけを切り取り、角の部分は贅沢に残す感じでお願いします。

餅を揚げる

餅を揚げていきます。温度は170度くらい、てんぷらなどと同じくらいの温度で大丈夫です。油はたくさん要りません。フライパンを傾けて、餅がひたひたになるくらいで十分です。

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ピントがボケとるやないか!!!!!

情けない!それでも元カメラメーカー勤務ですか!(セイラさんの声で

すいませんすいませんすいませんすいませんすいません。

とにかくプクッと膨らんできたら火が通っているので上げていきましょう。4つ切りにしておけば2分もかかりません。

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餅が膨らんだところはくっつき易いのでキッチンペーパーは使わないでください。油が気になるようなら盛り付けの時にポンポンと簡単にペーパーで拭くくらいで。

次に「あん」を作っていきます。

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水に白出しつゆを入れて沸騰させます。味の濃さは「お吸い物よりちょっと濃いくらい」です。しっかり沸騰したら水溶き片栗粉を少しずつ混ぜながら足していきます。ラジオでもお話ししましたが、トロミづけが苦手な人は「水2:片栗粉1」で薄めにしてから足していってください。

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トロミがついたら火を切って、そこにスイートコーンを入れて混ぜます。それだけ。火は通しません。生で行きます。生のスイートコーンがシャキシャキしてほの甘くてよいのがこの料理の特徴です。餅のふわふわした食感にシャキシャキで甘いコーン、そしてあんのおだしがたっぷりと絡み、シソの香りで夏でもサッパリ。そういうバランスで出来ています。

盛り付け

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一皿にたくさん餅を一気に盛り付けるとくっついてしまうので、小皿に盛ることをお勧めします。コーンたっぷりかけてあげてくださいね。最後に細切りにしたシソを盛り付けて完成です。

最近暑くて食欲も落ちますが、こんなご飯で楽しく補っていただけると幸いです。

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