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年末年始のおススメ

年末年始何して過ごしますか?

ということで、本を一冊おススメしようと思います。

あんまり小説を読まない人なので、ちょっと小難しそうに見える本にしましたが、とんでもなくいい本で、数式も出てこないし、中学生や高校生でも読めるので、少しつまんで読んでみて、家族で話題にしたりしてもすごく楽しいと思います。

肝心のおススメ図書はこちら。

またおススメとか言って今年のベストセラー出してくるとかベタにも程がありますが、ご勘弁ください。笑

この本を1行でまとめると「人間思い込みって怖いもので、本当の姿が見えてないことがよくあるんですよ」という話です。

例えば、「何の教育も受けられない貧困な子供が沢山いる」→「実はかなり減っている」とか、いつかどこかで見かけたり、誰かから聞いた話が断片的に頭に残っていたりして、現状を正しく認識できてない例がいくつも挙げられています。

今年は新型コロナの一年でした。TVにもネットにも新型コロナの情報が溢れてしまって居ます。私も社員を守るために随分と勉強しましたが、まぁいい加減な情報がかなり溢れていました。でも「怖い!」って思いが強かったり、「もうだめだ!」って思いが強いと、その間違った話を信じてしまうんですね。

新型コロナウイルスと付き合っていかなければいけない時間はまだまだ続きそうです。その中で「正しい判断」をしていくには、「正しい現状把握」が欠かせません。いつも「現状把握が間違ってるかもしれない」と思っていないととんでもないやらかしをすることがある。そんな危険性を教えてくれる一冊です。年末年始是非手に取ってみてください。だいぶ売れたから古本屋さんにも安く並んでいるかもしれません。

一部のネットやマスコミでは、主張をもっともらしく聞こえさせるために、都合よく断片的なデータを持ち出すことがよくあります。「あれ?全部足したら100%超えるじゃん(つまり複数回答式)」とかね。そういうものに踊らされないようにするには「統計」や「確率」といったものに立ち返らないといけません。

昔はデータなんて大してありませんでしたから、私みたいな文系ど真ん中の人間は統計や確率なんて無視しても大過なかったのですが、今はいくらでもデータが取れるので、少しは知識として持っていないといけないのです。

そんなことの大切さに気付かされる良い本だと思います。

ダメですよ。この本を持ち上げてるどっかのyoutuberの言ってることとか信じたら。誰とは言いませんけど。

ちゃんと原本にあたりましょうね。

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