人の思い込みがいかに恐ろしいか?を教えてくれる小説。
小説といえば、文字の表現によって、
読者の頭の中のイメージの中でストーリーが展開していく娯楽媒体ですが、
その「読者に想像させる」ことを逆手に取った大逆転劇を起こす、
末恐ろしく面白い小説があります。
それは、
「止まりだしたら走らない」という小説。
小説はそこそこ読んできた僕ですが、
その作品にはほんと驚かされました。
人の思い込みって時に恐ろしいな、そんなことすら感じさせる小説。
俺は一体どこで認識を誤ったのだろう?と見直したほどです。
著書は「品田遊」という方。
他にも「ダ・ヴィンチ恐山」というネームで描いたマンガ、「くーろんず」でも、
鋭い着眼点を発揮してましたが、
まさか小説という文字だけで、
独特の世界観を表現するとは。
同じ文字を扱う人間として、
これほど嫉妬したことはないぐらい素晴らしい!!
とにかく読んでみてほしい!
ってぐらいオススメです!!
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