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ますらぼのこと

こんにちは、まるたです。

今回は駒場祭の中の企画「ますらぼ」について、僕目線での話を書きたいと思います。なお、ますらぼの企画の詳細については、

がまとめてくれているので省略します。文章を書くのが苦手なので、読みづらいかとは思いますがご了承ください。

運営面

今回のますらぼでは、僕は企画の運営側でした。運営としての僕の一番の仕事は、リーダーのYくんから仕事を奪い、皆に割り振ることでした。というのも、Yくんは仕事が早く、何でも率先してやってしまうので、いつの間にか知らない仕事が終わっているのです。もちろんありがたい限りで、今回のますらぼの大成功も、Yくんの働きがなければ実現できなかっただろうし、実際1番動いてくれていたのはYくんでした。とはいえ、ますらぼ構成員全員に楽しんでもらうためには、皆のますらぼへのコミットを増やすことが必要不可欠です。そのため、些細な仕事でも可能な限り割り振ることを意識していました。と、まぁこんなふうに僕は、皆のますらぼへのモチベーションをどう高く保つかというのを主軸に動いていました。

モチベーションを高める上で良かった工夫

その1「その人にしかできない仕事を作る」
これは結果的にこうなっただけです。ただ、改めて振り返った時にかなり良かったなと思いました。例えば、今回のますらぼ企画の中の「折り紙」「ビュフォンの針」「結び目」「ますらぼ検定」「ますらぼからの挑戦状」などは、それぞれ僕やYくん以外の人が主体となって進めてくれました。このような、自分が一番関わっている企画があると、その企画への愛着も湧き、一体となってますらぼを作り上げている感じがするのかなと思いました。また、基本的には皆さんの能動的な参加に委ねていましたが、必要に応じて、指名して仕事を割り振るようにしていました。なかなか「やりたい!」と手を上げるのって難しいですよね。

その2「進行状況を逐一報告する」
この手の企画で運営メンバーのモチベーションが下がる要因の一つに、いつの間にか企画準備が進んでいて今何をしているか分からないことがあると思います。置いていかれている感じ。これを防ぐために、作業風景という、その日に行った活動の写真を載せるチャンネルをますらぼ運営のdiscordに作りました。これは良かった。今何がどこまで進んでいるかが明確だし、途中参加もしやすくなります。今後グループで活動したい人たちにはオススメです。

その3「参加するハードルの低い企画を作る」
1つの大きな企画を担当する
というのは、達成感が大きい半面、責任、負担も大きくなります。大きな企画とは、例えば、「冊子の記事を書く」「ミニ講義を担当する」「工作企画のリーダー」などです。それらしか仕事がなかったら、面白そうだから運営メンバーに入ってみようかなという人にはハードルが高くなってしまいます。そこで、短時間で気楽に貢献できる企画を作ろうと考えていました。今回だと、従来の「数学科に聞いてみた」などのアンケート企画に加え、「ますらぼ検定」の問題作成鶴崎さん企画のクイズ募集あたりが該当します。前者はあまり呼び掛けが足りなかったのか、自分の想定よりは上手く機能せず少し反省です。後者は、鶴崎さん企画への参加意欲の向上にもつながり非常に良かったなと感じています。

僕個人の仕事(当日まで)

ますらぼの運営以外の仕事としては、「記事執筆」「ますらぼ検定の問題作成」「鶴崎さん企画のスライド, 台本の作成」などがありました。この中でも最後の鶴崎さん企画、特にクイズ企画「ますQ」の準備が一番大変でした。特別ゲストの鶴崎さんを呼んでいるわけですから、生半可なことは許されません。当日になるまで、気が気でありませんでした(前日は死んだ顔をしていたらしい)。とはいえ、文章にしようと思うと案外語ることはないのでこの辺で。

初日(11/22(金))

初日は金曜日ということで、ほとんどお客さんが来ません!!!!!!!!と思っていたのですが、想定よりはたくさんいました。制服着た人たちもいた気がするのですが、学校さぼったのかな。初日の僕の仕事は、「来場者さんに体験型展示を説明すること」「受付」「ミニ講義」でした。知らない人に話しかけるのは苦手なのですが、役割が明確だと案外なんとかなるみたいです。コミュ障少しはましになったかな。受付は、声を張ると売り上げが少しあがることが目に見えて、楽しかったです。ミニ講義は初日は大やらかしですね、、、納得いく出来ではありませんでした。初日は、普通の板書スタイルで行ったのですが、この内容ならスライドの方が面白いなと思い、スライドの作成を決意しました。
初日の最後に、展示の配置を変えました。教室の奥に配置していたルービックキューブを、入り口のすぐ近くにしたんですね。これはファインプレー。翌日から、(特に小学生の子達が)ますらぼに吸い込まれていました。ルービックキューブすごすぎ。

2日目(11/23(土))

この日は14:00〜16:00に鶴崎さん企画がありました。というわけで、朝から緊張でぶっ倒れそうでした。早く時間が過ぎないかな〜と思い、初日と同様、「受付」「来場者への展示の解説」を続けていました。ちなみに、2日目からは駒場が人で溢れていて、大混雑でした。ますらぼも常に大盛況で一安心。そういえば、「まるたさんですか?」と声をかけてくれた人が数人いました。その中には、実は同じ高校出身の方もいて驚きました。細く長く活動を続けてきた甲斐がありますね。とても嬉しかったです。13時ごろからは鶴崎さん企画の準備開始。このときの緊張がマックスだったと思います。何回お手洗いに駆け込んだか。。。14:00からの本番では、僕は「司会」「スライドの操作」を担当しました。正直緊張し過ぎて当日の様子はあまり覚えていませんが、盛り上がったこと、楽しかったことは覚えています。なんだかんだ、ますQもますトークもうまくいってよかったです。駒場祭2日目終了後は、ますらぼ企画のメンバーの一部とお好み焼き、もんじゃ焼きを食べに行きました。美味しかった。そして、家につき、明日のミニ講義にむけてスライドを作成しようとしました、、、が、なんとパソコンがない。駒場に忘れて帰ってしまったのです。翌日の早起きが確定しました。

3日目(11/24(日))

というわけで、朝8時に駒場につき、黙々とスライドを作っていました。そして駒場祭開始時刻の9時。駒場祭最終日!元気に頑張るぞ!!!!!という思いとは裏腹に、声がほとんどでなくなっていました。土曜日に、緊張で喉が渇ききったまま声を張っていたせいですね。ちなみにこのまま1週間風邪っぽい症状でダウンします。我ながら弱過ぎますね。。。もう少し体力をつけましょう。というわけでこの日は14時からの「ミニ講義」までは「受付」などの仕事はほとんどせず、ますらぼの中で座っていました。
そしていよいよミニ講義です。時間的に、僕のミニ講義が今回のラスト講義でした。内容はまぁまぁ納得のいく出来でした。youtubeに挙げたのでURLを貼っておきます。

ミニ講義と冊子の内容の親和性もあってか、かなり冊子を売れたんじゃないですかね!ナイスまるた!
ところで、ますらぼミニ講義の楽しみ方として想定していたのは、「わからないことを楽しむ」でした。「東大数学科を名乗る人たちが、よくわからない話をなんだか楽しそうに話している」という企画なわけです。しかし、実際は皆の説明が分かりやすく、来場者さんの中にも、数学の話が伝わっていそうでした。これは嬉しい誤算ですね。
そしてこれを最後に僕の喉が終わりを迎えます。ついでに頭もぐわんぐわんしてきて最悪です。そのままぐでーんとしていたら駒場祭が終わりました。

個人的グッドアイデア賞

ここから自慢話です。(おそらく)自分が出したアイデアで、これは良かったなと思うものをまとめておきます。ひょっとすると、他の人のアイデアを自分のアイデアだと思い込んでいるかもしれませんが、ご了承ください。また、上に挙げた内容と重複します。それでは起源主張タイムです。
・ますらぼ検定の企画案
・日常かつ数学クイズの音声同時読み上げ
・同じ答えになる計算クイズ
・Math-BTIの企画案(フローチャート記事に載せようと最初に言った気がする!)
・ルービックキューブの位置変更
・discordの利用
・discordの「作業風景」チャンネル

最後に

今回は、運にも人にも恵まれた駒場祭だったなと思います。ますらぼリーダーのYくんの方針と一致していたこと、それに賛同する人がたくさんいたことはもちろん、鶴崎さんを呼べたこと、アド街に取り上げていただけたことなど、幸運にも恵まれました。正直、ここ数年のますらぼの極大になるんじゃないかな。と内心思っていますが、来年のますらぼを後輩たちが今年より良いものにしてくれるんじゃないかという期待もあります。来年のますらぼも時間が合えば、いや、無理矢理にでも捻出して必ず見に行きます。
というわけで、人生最後の学祭、めっちゃ楽しかったです。Yくんをはじめとするますらぼ企画の皆様、本当にありがとうございました!

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