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【Zero Waste奮闘記】 コンポストのこと Vol.1

2020/09/13 
MarutaSustainability担当の井上です。

Marutaのコンポスト(床材)は今のところ順調です。

雨が続いており、水分量の調節が難しいコンポストは、一時的に設置したタープでなんとか雨水を凌いでいます。

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さて、今Marutaコンポストは動き始めたばかりですが、理想型まで行き着くにはまだまだ様々なステップが必要となります。

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理想型↑です。(Marutaの土地面積などの状態に合わせた)

まず、生ゴミ〜堆肥化までに3Stepあります。

【生ゴミから堆肥化までの3Step】

1. 床材づくり ←今ここ

最初に行うことは、『床材』作りです。生ゴミを入れるための土台となるものです。これにはお菓子作りのように原料が明確に配分されている必要があって、

籾殻:赤玉土 or 壁土:落ち葉:米糠=8:1:2:2

です。まずこれを集めるのにとっても苦労しました(岡田さんが)
収集を始めたのが7月〜だったので、まず籾殻と落ち葉がどこにもない!!
秋になれば大量にありますが、季節的にあるわけないですよね。。

とは言うものの岡田さんが必死に探し回って山梨の方の山奥で良質な落ち葉を発見。またいろいろなコイン精米所を漁って籾殻を大量にGet。そのお話は今度岡田さんに書いてもらいましょう。

そんなこんなで原料をなんとか集め、やっとコンポストのスタート地点に立ちました!ただ、まだすぐに生ゴミを入れることはできません。

まず床材を2週間かき混ぜて、空気と触れさせながら、水分量を統一させます。順調な状態であれば、二日目には60度近くまで温度が上昇し、〜日語には、温度は40度くらい(?)まで下がり落ち着きます。

Marutaコンポストでは、2日目〜5日目くらいまでは60度くらいまで上がっており、1週間を超えてくると温度が下がっていました。

3日目あたりから、切り返ししようとカバーを開けてみたら、カビっぽいものが発生して焦りましたが、実は白いカビは良質なカビらしく、良い状態である証拠だそう。(よかった\( Ö )/)

2.  1次処理(生ゴミ投入)

床材づくりの2週間が経過したら、いよいよ生ゴミを投入できます。投入できる生ゴミの量は、床材1リットルに対して1キロだそうです。

ここでの目的は、生ゴミの減量と減養。
生ゴミの水分を抜き、CN比*を調節します。
*Nが多いのでCを入れて堆肥化する。詳しくは別の記事で。

3.  2次処理

ここでは生ゴミ投入を一旦ストップし、堆肥をさらに発酵させ、『完熟』堆肥にします。残っている生ゴミをさらに堆肥化。菌を死滅させ、すぐに土に撒けるような状態にします。

生ゴミから堆肥化までの3ステップをざっくりと紹介しましたが、今はまだステップ1の床材作りにいます。

まだまだ道のりは長いですが、がんばっていきます〜!