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ヘップってなんなん?【ヘップ親父の家族編】 Vol.7

ヘップってなんなん?
ヘップの名称の語源として1954年、映画「ローマの休日」でオードリーヘップバーンが履いていたフロントオープンバックレスサンダルを親しみ込めてヘップサンダルと呼ばれた事だと業界では言い伝えられています。そのヘップサンダルを通称ヘップと業界で呼んでいます。
著作権の問題があるかもしれないので画像は載せることが出来ませんが、アン王女(オードリーヘップバーン)が街にくり出すシーンの中で、露店で履物を買って履き替えるシーンがありますよね。そのシーンの履物がヘップの語源と言われてます。興味のある人は休日に映画観てみて「ローマの休日」だけに笑

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そして、家業を継いで3年後に結婚する。翌94年には長男も誕生。長男は先天性の心室中隔欠損症だった。息子の名付け親に手術の事を相談に行くと、手術日を変えた方が良いと言われた。

運が良いのかどうかわからないが、たまたまロタウィルスにかかり手術日変更となった。そして、この日が良いと言われた日に手術。無事終了。

元の予定日に手術を受けた子も成功はしたが、かなり難航だったようだ。
ホッとした。

その事がきっかけとなり、その名付け親のおばあさんと毎月9日は県内の神社参拝にする事になる。
その方が亡くなった今でも9日には参拝。

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この写真は毎月参拝させて頂いている大神神社(2021年5月)

息子の退院と同時に建設中だった新居も完成、そして入居。新たな人生が始まる絶好のタイミングとなった。

98年には今度は長女が誕生。父は記念に工場の前に桜の木を植えた。

度々instagramなどに投稿する桜の写真の元になった桜の木の事です。
興味がありましたらご覧下さい。
(@marusanfootwear)

01年には次女が誕生。その前年から父は食道癌と戦っていた。次女が生まれる頃、ちょうど父の癌が放射線で一度消えた。「治った」家族みんな大喜び。そして、夏休みには快気祝いのGOLFにもいった。

しかし、年が明け再発する。同じ場所なので施しようがなかった。当然母は看病をしながらも仕事の手は抜かない。明るく振る舞っていてもふとした時悲しそうにしていることがあったが、かける言葉は見つからない。

父の療養中、一番思いでに残っているのは、ある日、中国工場で問題が発生しすぐに中国へ、そしてなんとか問題解決し帰国。すぐ結果報告に行くがかなり苦しそう。返事も無かった。

せっかくうまくいったのにと思ってたが、その後落ち着いた時「さっきは悪かったな。良かった。ありがとう」息子にもありがとうと言える親父になりたいと思った。 

看病の甲斐なく父は61歳を迎える事なく人生を終焉することになる。お通夜、葬儀•告別式には約400人の皆様に参列いただき、お焼香の列が途切れない程だった。

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03年、父の三回忌法要後ひと段落ついたので、4月29日 西本願寺へ参拝。
飛雲閣も拝観させて頂き、精進料理をご馳走になった。

食事後、大谷本廟へ納骨に。
母、弟家族、妹も一緒で総勢12人となった。ほんと仲の良い大家族。

そして、子供たちもすくすく成長し
長男は大学まで好きだった野球を続け専門商社に入社し、今では立派な社会人。
長女は女子中高から長男と同じ大学へ進学後、昨年から社会人。
次女は長男と同じ中高から昨年大阪の国立大学へ進学。
申し分のない家族に恵まれて日々人生を謳歌している最中です。 

ある日、先人に親父を越えたいと言った時、「親は越えられんよ」と返ってきた。けどやっぱり親父は越えたい。

あと4年で親父の他界した歳になる。
年齢だけでも越えられるように、
けど「長かろうと、短かろうと、我が人生に悔いはない。」と生きたい。

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ヘップ親父渾身の•••(買ってください笑)
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