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L字定規で大きな円柱の直径を測れ!(問題)

 身の回りには電信柱やコップなど円柱状の物が沢山あります。ネジみたいな径の小さいものならノギスでその直径を測り取れますが、電信柱の径を測れるでかいノギスは普通持ってませんよね。ましてや直径が何mもあるような大樹の幹みたいな物だともうノギスのように挟んで測定する方法では無理があります。

 そういう大きな円柱の直径を測る時に良くあるのが「ロープを用意して円周の長さを測定する」という方法です。円周の長さが分かれば直径は円周率で割ってすぐに求められますものね。でも長いロープを用意するのはそれはそれで大変…。

 そこで他に何か方法が無いかなぁと模索してみまして、こんなL字の定規を使ってみる方法を思いつきました:

 使うのはL字の内側部分です。測り方は極めて簡単。まず短い方を円柱の表面に当てて、次に長い方を円柱の表面に下ろすだけ:

簡単ですよね。そしてL字の直角の所から円柱と接している所までの長さを測定します。

 さて、今とある大きな円柱をこの方法で測定した時に、短い方が1cmに対して長い方の円柱の接点までの長さが20cmになったとしましょう。この時この円柱の直径は何cmになるでしょうか?

 この問題は中学生以上で解く事が出来ます。実際はこの方法だと測定誤差が少し大きくなってしまだろうなぁと予想しますが、こんな方法でもおおよその直径を計算できるんですから面白いですよね(^-^)

解説はこちら

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