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マレーシアでは衣蛾にご注意!対策は?

こんにちは。
虫は比較的苦手なMarupanです。マレーシアでは、年中暑い気候ゆえ、どうしても様々な虫との共同生活を余儀なくされがちです。その中でも衣蛾(イガ: Clothes Moth)は非常に繁殖力が高く、我が家は対策を何もしていなかったために一気に何百匹と増えてしまいました。その対策方法についてここでは書いていきます。

衣蛾とは(※写真あり)

蝶・蛾の一種で、羽の長さは4〜6㎜の小さい蛾です。衣服につく蛾という意味。5〜10月、イガのオスが室内を飛びはじめたら要注意。メスは人目をさけ、一度に 100個産卵します。

暖房の効いた住まいなら1年中繁殖しますが、寒い時期は休眠します。被害は毛皮、羽毛、ウール、絹など。木綿は食べません。衣類、カーペットに筒型・クモの巣のようなものを見つけたら中にイガの幼虫がいます。

キシラモン・タケロック公式サイト[住まいの害虫図鑑]より引用

見た目は小さいミノムシですが、中から小さい芋虫のような幼虫が出てきます。たまに殻を担いで移動するのが見られます。動きは非常に緩慢で、捕まえやすいです。あまり賢くない性格なのか、アリの巣コロリに頭から突っ込んで動かなくなっていることが何回かありました。我が家では、カーテンの裏側、ソファの裏側、ソファの背面にあった壁、ベッドの裏側の不織布の部分に数百匹単位の衣蛾が発生してしまいました。Tシャツにもいくつか穴が空いたので、おそらく衣蛾に食べられたのでしょう。服に虫がつくとはこういうことなのか、、、と絶望たる気持ちになりました。

        最初は何だかさっぱり分からなかった衣蛾。


対策は意外と簡単

よく分からず放置していたら結果、こうなりました。(一部です)

家中が衣蛾だらけになり、さすがにまずいと調べた結果、
衣蛾にはパラゾール
が効くことが分かりました。
必死の思いでスーパーでこちらを買ってきました。ソファの裏側に置いたり、タンスのなかに何個か入れた網を吊るしたりしました。

部屋中パラゾール臭をプンプンさせながら、衣蛾は着実に減っていきました。もちろん、既にいた衣蛾は事前に掃除機でガンガン吸い取りました。衣蛾がいない生活にありがたく思う一方で、今度はパラゾール臭がしんどくなってきました。
これは「臭いのつかないムシューダッ!」の出番ではないか!と気が付き、日本で一時帰国の際に買って帰る事にしました。

ムシューダを意気揚々と買いに行って値段が安いタンスにゴンゴンを買って帰るというひどい人間ではありますが、とにかく我が家のパラゾール臭はこれで解決する運びとなりました。無臭のパラゾールを開発して下さったみなさんにこの場をお借りして、心から感謝申し上げます。

その後引っ越しをし、新居でもタンスにゴンゴンを使っていますが、今のところ衣蛾は見ていません。旧コンドより通気性の良い部屋なので、部屋の湿気の多さなども関係があるかもしれません。

まとめ

衣蛾は繁殖するスピードが速いので、見つけたらすぐ対策をした方が良いです。さもないと我が家のように大量の衣蛾と対峙する羽目になりかねません。お困りの方は是非パラゾールを活用されてみてください。
日本では一度も衣蛾を見た事がなかったのですが、親世代にはパラゾールが長らく愛されているようです。義実家の客用布団はこれでもかという数のパラゾールと共に押入にしまってあります。今年も義実家に泊まる際にはパラゾール臭の布団に包まれて、安眠できない夏の夜が私を待っています。

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