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LSE大学院日記:ホームシック、カルチャーショックにやられた1週目

みなさん、お久しぶりです。

9月に入ってからLSEの私が所属するMSc Development Management等について書いていこうと思っていたんですが、そのような余裕がなく、すっかり放置してしまいました。

(写真は、ロンドンに着いて初めて撮ったタクシーの中からの景色です笑)

大学院期間中は、noteでは私の日々について日記のように書いていこうと思います。しんどいことも、楽しいことも書いていけるようつづけていきます!

*今回は、結構涙多めの日記なので、これから海外大学院進学を目指す方は、これをみんなが経験するとは思わないでください。海外経験の有無など、個人によって異なるので、この人はこんな感じだったんだなくらいに思ってくださると幸いです。


日本出国からロンドン到着

私は、9/12に日本を出発し、ようやくロンドンに来て1週間が経ちました。
その間にまあそれはさまざまなことがあり、今では少し慣れてきたかなという感覚です。

私はこれまで留学経験がなく、今回のLSEへの進学が人生で初めて実家を出て、日本を出て、の経験になります。

まず、ロンドン到着後、いきなり押し寄せる不安にやられ、寮に着いた途端に涙が止まらなくなりました。
これからうまく自分だけで生活していけるんだろうか、授業についていけるか、ロンドンで住むことに慣れていけるのか、というもうさまざまな不安が押し寄せてきて、過剰なストレスを感じていました。

はじめは、自分はとにかく寂しいんだとなぜか思い込み、人と話すことをすごく欲していました。
到着した次の日にはフラットメイト(私含め、計7人)が続々と入寮してきて、みんなの生活音がむしろ心地よいくらいに思っていました。

コースメイトと初めて会って愕然とした日

そして、フラットメイトが次々と入寮してきた週の日曜日(先週ですね)、コースメイトと初めてみんなでパブに行くということになりました!!

私はこれを結構楽しみにしていて、人生で初めてのパブだし、ロンドンに来て初めての外食でした。
しかし、いざ行ってみると学部卒の少なさに打ちのめされ、「開発関連での職務経験がない」という自分が元々ネガティブに捉えていたところをさらに攻撃されます、、。

別にみんな、学部卒ということに関して何か言ってくるということではなかったんですが、自分が勝手にすごく経験の無さ、を恥じて、その自分の負の感情に自信を全て奪われてしまっていました。
また初めてのパブ、周りもすごく声が大きいし(なぜかわからんけどみんな声めちゃくちゃでかいしめっちゃ喋る)、とりあえず圧倒されて、すごく日本に帰りたくなってしまいました。
寮に帰る地下鉄で涙がポロポロ出てきて、もうこの時は自分でロンドン来たいって言ったのにどうするの?って自分に問いかけてました。

もう到着してからの数日間は、この調子で毎日泣き、過剰なストレスで首の後ろが痛くなり、夜も眠れず、飛行機の音を聞くたびに日本に帰りたくなっていました(苦笑)

前日に初めて会った日本人の方に話を聞いてもらう+号泣

もうこれはやばい、自分でもどうにかしたいけどできない、って思った結果、朝起きて母に電話し、カメラ越しに号泣。
どうしても誰かに話を聞いて欲しくて、前日に初めて会った同じdepartmentの日本人のお姉さんに会いに行きます。(迷惑なのは重々承知で)

その方は本当に優しくて、わかるよって言いながら話を聞いてくれ、自分の海外経験やこれまでの社会人経験からアドバイスをくれました。
その後も心配してくれて、外出に誘ってくれたり、もう感謝してもしきれないし、かけがえのない人に出会うことができました。( ;  ; )

学部時代にお世話になった教授に電話

LSEでイントロダクションや諸々の説明会が続き、その周りと自分を比較することによるストレスに完全にやられ、とうとう学部生時代に先生のゼミに所属し、大変お世話になり、LSEの出願時にもずっと協力してくれた教授に連絡しました。

この教授もマスターをLSEでやっているため、私が感じた不安やプレッシャーを全て理解してくれ、忙しいにも関わらず、長文のLINEを返してくださいました。

不安な中、テレビ通話で話を聞いてくれた母親、心配してくれた日本にいる友だち、そして話を聞いてくれた日本人のお姉さん、にも勿論助けられましたし、一生忘れない恩があります。ただ、教授に連絡したことによって、私の感じたストレスが一気に消えました。

教授が私に伝えてくれたことは、私の感じてる不安そのものが「世界最高峰の教育機関で学ぶということ」でした。
LSEに集まる学生は自国でもトップの人たち、中には国の将来を担う人もいる、そうしたところで一緒に学ぶというのは、当たり前に不安になるし、周りと比べてしまう。ただ、裏を返せば、自分も入学許可をもらい、そこで学ぶ資格がある。
だから周りと比べずに、むしろ自信を持って、精一杯吸収してくればいい。
と背中を押してくれました。

このメッセージに私は心の底から納得し、また先生のマスター時代のお話を聞いて、どんな様子か、が想像することができました。
右も左もわからない国で、慣れない教育システムの中で学んでいくのはすごく不安だけどコツコツ頑張ってみようと、ロンドンに来て初めて思えた瞬間でした。

もうこの教授にも感謝してもしきれず、いつも言ってくださいますが、「あなたは自分が思っているよりも優秀です」と再度言ってくださり、もう本当に勇気が出ました。
学部でこの教授に出会えて本当に良かったし、心の底から尊敬している先生です。

LSEのマスターに所属する日本人の先輩たちとご飯に行く

教授に電話して話を聞いてもらい、首の後ろの痛みがスッと消えた後、朝から号泣した日に話を聞いてもらったお姉さんにお誘いいただき、LSEでマスターコースに所属する他の日本人の先輩と夕食に行ってきました。

こっちきて気づいたんですが、LSEで学ぶ日本人は学部卒でそのまま来てる子もいますが、コンサル出身や実は省庁勤務の方がものすごく多いです。
聞いたら、海外大学院でマスターを取るようにというルールがあるらしいです。

一緒に食事に行った先輩方も、社会人経験があり、みなさん、本当にすごい経験をされてたりで、私の話を親身に聞いてくださり、そこでもたくさんアドバイスをいただきました。( ;  ; )

「職務経験がないことですごく周りのコースメイトと比べて、、」って話したら、「いやいや、むしろ職務経験なしでLSEに来てることがすごいんだよ」って背中を押してくれて、この言葉にも本当に救われました。
ここで切磋琢磨、たくさん吸収して学んで、マスター取れるように頑張ろう、と思えました。

授業開始を控え、1週間を振り返って思うこと

こうやってみると色々起きているように見えるんですが、これ1週間で起きたことなんですよね(笑)
初めが一番しんどい、っていうのは頭では分かってたんですが、やはり実際経験してみないと正確にはわからないものだなと思いました。

知り合いも誰もいない地に1人でやってきて、一から1人で始めていく、って留学が当たり前みたいになった今では、ここまで考える人あまりいないかもしれませんが、留学って本当にすごいことだなって心の底から思いました。
留学を経験したすべての人に尊敬の念を送りたいくらいです。

ただ逆に、1週間がこれだけ苦しくて、メンタルもやられてたなら、今後はどんどん土地にも人にも慣れてくだろうし、頑張れそうだなとも思います。

そんなこんなで、明日からタームが開始します。
膨大な毎週のリーディング、慣れないセミナーやらレクチャーやらに頭を抱えながらも、自分なりに勉強方法を考え、勉強もロンドン生活も楽しんでいきたいなと思います!(楽しめるよう望む)

また授業始まったら始まったで、色々な思い出てくると思いますが、それはまた後々書いていきます。

海外大学院目指す方には、こんなボロボロな日記、全然参考にならないかもしれないんですが、現実はこんなものと思いつつ、深く考えすぎずにおいてほしいなと思います!
ロンドン着いた時から涙ばっかりでしたが、もうフラットメイトと仲良くなれたし(みんな良い人)、コースメイトももう連絡取る子もいるし(優しい人は本当にいる)、頼れる先輩はいるし(感謝してもしきれない)!!

まだまだホームシックは治ってないし、やる気のある時とない時の気分の浮き沈みも激しい。でもビタミンD(イギリス必須)取りながら、周りに助けを求められる時に求めつつ、無事マスター取れるよう励みます!

ここまで読んでいただきありがとうございました(^ ^)

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