LSE大学院日記:冬学期week1, 2ーLSEでの全プレゼン終了
こんにちは、maruoです。
もう1月終わろうとしてますが、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
年初めにロンドンに戻ってきてから、すっかりnoteの日記を忘れてしまっていました。
week1, 2まとめて振り返ります!!
ちなみに、ロンドンに戻ってきてからは、翌週に24h take-home examがあり、無事に体調崩すこともトラブルもなく、終わりました。
(そのテスト・エッセイの振り返りはまた今度書きます。)
*写真は寒空ロンドンです。気温が低すぎると逆に真っ青な青空の傾向があるみたいです。曇りよりは断然マシ!
week1 : 今学期は履修授業少なめ、でも早朝インタビュー
冬学期は、秋学期にoptional courseを2個履修したので、選択科目は1科目のみです。
なので、基本的には通年の必修科目1本とその選択科目1本のみを冬学期は履修します。
秋学期は、通年科目×1, 選択科目×2, 加えて別の通年科目(consultancy project)のレクチャーがちょこちょこあったので、今考えると非常に忙しかったです。
正直よくリーディングこなしたな、そりゃメンタルブレイク多めやわなと思います。(よくやった)
ちなみにリーディング量に関しては、通年科目の方が週4-5本、選択科目の方が週3本なので、まあ少なめです。(リーディングに関しても私は最初の戸惑いが多かったので参考までにまた今度まとめます)
そんなこんなで週にレクチャー×2, セミナー×2だけで身体も心も楽なんですが、consultancy projectのインタビューが早朝にちょこちょこ入ってきます。
①早朝インタビューがしんどいっていう話
確か前に、簡単にconsultancy projectの説明をしたと思うんですが、ILOのフィジー事務所のプロジェクトに参加しています。
リサーチをして、レポートにまとめるタイプのプロジェクトですが、新しい問題のために既存資料が少なく、デスクリサーチには限界があります。
そのためリサーチの基本は、関連する政府機関で働く人たちや国際機関で働く人たちへのインタビューになるわけです。
で、そのインタビュー相手も太平洋諸国やアジアに多いので、必然的に時差の問題が浮上するわけです。
サマータイムが終わったせいで、最大10時間の時差があり、しかも彼らの勤務時間中にインタビューをお願いするようにクライアントから言われているので、彼らの時間帯の夕方、つまりはロンドンの早朝(朝6-7時)にインタビューをするわけ!!
これが結構しんどいんです。
だって英語でやるし(そりゃもちろん)、外も暗い中で頭フル回転させて質問して、リサーチするし、長くて45分くらいなのでそんなに長い時間は取られへんけど、それでも授業ある日やったら二度寝できずにそのまま授業に行って、2時間のレクチャー受けて、になるからまあしんどい。
超がつくほどの朝苦手人間なので、もうインタビューが入った時は自分を奮い立たせて起き上がります。
②愚痴:consultancy projectがあんまり楽しくない件
で、ここからは少し愚痴になるんですが
あんなに楽しみにして、なんならDevelopment managementに出願する理由でもあったこのプロジェクト、あんまり楽しくなくなってきました。
最初はもう第一希望やったILOのプロジェクトに決まって、すごい嬉しかったし、ワクワクしてたんですが理由は以下の通りです。
グループワークのストレス
自分のスケジュールがグループに振り回される?左右されるストレス。授業の予習したいのに土日にミーティング平気で2時間くらい入れられるとか。今はリサーチ終盤にかかってるからないけど、メンバーがどんな人たちなのかわからん状態でやるのは、まあ普通に簡単ではない。(そして単純にグループワーク大の苦手タイプ)
自分の将来やりたいことが変わった
将来についてnoteで詳しく話したことはないと思いますが、国連機関、それこそILOでサプライチェーンに関わるプロジェクトに携わりたかったんです。
だからプロジェクトが決まった時はすごいワクワクしてたんですが、秋学期に履修したdemocracy and development (DV464)がすごく面白くて、興味のある分野がビジネスと人権から権威主義体制と経済成長に変わったんですね。
厳密にはそこまで変わっていはいなくて、ビジネスと人権がどう両立できるのか、を民主主義国をメインに見てたけど、卒論テーマではベトナムにフォーカスして、「民主主義のない国でどのようにビジネスと人権を両立するか」「民主主義国以外では両立できないのか」「何が障害となるのか」を軸に研究してました。
(参考:私の卒論テーマに関する記事は以下です)
で、今は「ベトナムにおける権威主義体制がどう経済成長と関わっているのか」「民主主義体制下における経済成長と権威主義体制下のそれとは何が違うのか」に関心を寄せています。
基本的にはずっとベトナムに興味持ち続けていて、見る視点が変わったって感じです。
研究蓄積量も少ないし、権威主義体制に関する授業はLSEにはないし、つくづく面白いなと思います。
ちなみに修論テーマもベトナムの政治体制に着目しようと考えています!
topic proposalが2月前半にあるので、ちょこちょこ関連文献読み進めていますが、やっぱり自分の好きなことに時間を注げるって最高ですね。
リーディングはリーディングでも、気になることをひたすら読む続けて、なんで?を追求していくのは楽しいです。
week2 : LSEでの最後のプレゼン終了!1人でやってのける
week1はそんな感じで、特に何もなく終わりました。
で、week2にはなんと早いもので、LSEで最後のプレゼンを終了させました!
通年必修科目にあるプレゼンで、秋学期にもやりましたが、冬学期のプレゼンは成績評価の10%に含まれます。
秋学期はペアの子と2人でやったんですが、今回は誰もweek2にやりたがらず、なんと1人でやりました!これもほんまよくやった。
①プレゼンの結果:大成功(やと思ってる)
テーマは、「権威主義体制」です。
はい。私の関心のあるテーマそのまんまです。
今回のプレゼンは、プレゼンに加え、その後のディスカッションまで回すように決まっていたので、やるなら自分の興味あるテーマの方が話せると思い、week2に腹を括りました。
頑張って準備した結果、プレゼンはみんな楽しんでくれたようでした!!
終わった後に何人かは「よかったよ〜!!」って言ってくれたし、前ペアやった子も「やったね!!」とか、他1人は「自分もweek2のプレゼンに参加すればよかったよ」って言ってくれて、いやセミナーグループのチャットで誰か一緒にやりませんか?って募集したけどな、、、と思いつつ。
それでも1人で頑張ってやって退けた分、こうやって労いの言葉ともらえると本当に嬉しいし、イッチバン最初のコースメイトに抱いたトラウマを解消してくれそうです苦笑(覚えているでしょうか、9月最初のパブでのトラウマ。)
それにしてもプレゼン20分、その後ディスカッション1時間以上、合計ほぼ1時間半のセミナーを1人で回したようなもので
しかも立ったまま(座ったらみんなの顔見えなかったので必然的に)よくやったなと思いますね。(よくやったなってもう何回も言います)
②そして、ディスカッション回せたのも学部生時代の経験あってこそ
ディスカッションを回せたのは、実は学部生時代にディスカッションイベントをやってたおかげなんですよね。
学部時代には、週2回くらいのペースで、国際問題を英語でディスカッションするイベントを開催していて、留学生がたくさん参加してくれたりしていて(私日本人1人の時もあった)、その経験が今ここで活かせているなとつくづく思いました。
自信はなかったし、1人で上手くできるかわからんくて前日の寝る前とか心臓バクバクでしたが、約1年前の自分を思い出し、ちゃんとスキルを発揮できたのは、ある意味で自分の成長を感じました!
人にも環境にも英語にも少し慣れてきたおかげだと思いますね。
もちろん答えのあるディスカッションではなかったけど、自分の思う疑問とか意見を100%の力で共有できて、かつみんなの意見も聞けて、疲れたけど楽しい1時間半でした!
番外編:授業以外のイベントーフラットメイトや新しい友人
勉強以外では、周りの環境にも慣れてきたおかげで
新しい友人と会ったり、関心のあるイベントに参加したり、少し行動力が出てきました。
これもコミュニティに帰属している安心感から勇気が出せているわけですが
まだ留学来て4ヶ月くらいしか経ってないのに、ここまでの仲のいい友達、面倒見てくれる人たちができたのはほぼ奇跡です。
てかまだ4ヶ月しか経ってないっていう事実に驚いてます。
気持ち的にはもうロンドンに1年は住んでるような感覚で、それだけ毎日が濃いってことなので一生懸命生きてる証かもしれませんが。
なので多分留学は3ヶ月目以降からが本当の留学ですねきっと。
本来の自分で生きていけるのは3ヶ月目からなんじゃないかと思います。
ただ1年しかいないという事実を踏まえると、残された期間でどれだけこっちで出会えた人たちと思い出が作れるか、という話になってきますが
後悔のないように会いたい人と会って、ご飯食べて、ストレス軽減しながら過ごしていきたいです。
そんなこんなでもう2月です。
早く春来いと思いながら、たまに姿を現す太陽に感謝しつつ、冬を乗り切ります!
今回もここまで読んでいただきありがとうございました :)
week3は忘れないよう記録します!