(続)18歳キャバ嬢デビューの日
~体験入店初日~
源氏名「まおちゃん」
いよいよ!お客様に初めてつきます。
ドレスに着替えたりヘアメイクなど
諸々準備を終えて待機席で待機…
すると、突然!
「いらっしゃいませーい!フリー3名様でーす!」
とボーイさんの大声
(ビクッ!驚!)
それに合わせて待機席のキャバ嬢たちは
立ち上がってお辞儀して
「いらっしゃいませ」と言ってまた座る。
何事も無かったかのように…
わたしも見様見真似で
周りに合わせて立って挨拶して座る笑
でも…
/
(心の声)
聞いてないー!
そういうシステムこそ教えといて!
びっくりしたぁ( Ꙭ )!!
\
キャバ嬢未経験初日、
知らないことしかないので
ちょっとした事でもビビります笑
お客様3名がボックス席に座って
ボーイさんがおしぼり渡したり
ドリンクメニューの説明とかしている間に
お客様につく女の子が呼ばれます。
ドキドキ…
あ、呼ばれてしまった…。
呼ばれたら一旦待機席から抜けて
付け回しさん
(女の子をどのお客様につけるかを専門にするスタッフさん)
のところに集まります。
他の2人の女の子はお姉さんで
ベテランさんだったので
「流れは任せてお酒作って笑顔でね!」
と言ってもらい少し落ち着き
そのままお客様の席へ。
お姉さんたちはすぐに名刺を出して
〇〇です、こんばんはー
と挨拶してするっと会話に入ります。
私も真似して名刺を出す!
…と、、、
空名刺で…名前が無い…
大失態。
(忘れてた…名前書き忘れてた…)
お客様は笑って
「名前教えてくれよー!名刺なのに笑」
って言って他のお連れ様にも
「この子名刺渡してきたのに名前ないんだけど笑」
「おっちょこちょいだねー笑」
って広めてもらったことで
【今日キャバ嬢体験入店初日】
だと知って貰えました。
お客様に謝り倒して、
「おっちょこちょいのまおちゃんね!」
とあだ名まで付けて貰いました。
今思えばですよ?
このパターンは本当に運が良かった場合です。
・お客様が飲み慣れてる方だったこと
・キャバ嬢の扱いが上手かったこと
・場の空気を悪くしない飲み方ができること
などなどお客様の素敵な要素が
私を助けてくれたんだと思います。
あとは…
「私、今日体験入店でよくキャバ分からなくて…」
と自分から言わなかったのも大正解でした。
(ただ単に言い忘れたと思いましたが…)
お客様は大切なお金と時間を使って
楽しく飲みに来られてるのに
・私初心者です
・分からないことあるんですいません
・無礼があっても許してね
というスタンスで
女の子に来られると男性は萎えません?
初めてが嬉しい!と言うお客様もいますが
それはキャバ嬢が
やるべき仕事ことはちゃんとしつつ
気遣いもできて
尚且つ素人っぽいあどけなさが残る感じを
求めているからです笑
こんなの素人じゃない!プロにしかできんわ!
って話なんですけど笑
私の場合は
周りの先輩たちに引けを取らないように
なんとか見様見真似で合わせてみる。
きっと私の頑張らなきゃ!みたいなものが
お客様にも伝わったことが幸いにも上手く転び
最後にはあだ名まで貰えたんだと思います。
ちなみに…
このあだ名を付けてくれたお客様が
後の指名第1号お客様になります!笑
やっぱり覚えてもらうことは大事です。
癒し系といえば〇〇ちゃん!とか
盛り上がりたい時は〇〇ちゃん!とか
キーワードと自分を紐付けできると
お客様に覚えて貰いやいです。
覚えて貰わんことには始まりませんからね!
少し長くなってしまいました…
当時のことを思い出しながらまた書きますね!
初めまして回や前回の記事を読んで
スキして頂けてとても嬉しいです^^
ありがとうございます!
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