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知らない人んち:黄色編4話

【プロット】
暗室には子供が壁をかきむしった後がある。
幼少期のアクは本当に外にあるものを拾ってくる癖があった。
最初はモノだったが、エスカレートして友達を連れて来ては暗室に閉じ込めて遊ぶようになる。竹田はその度に保護者に謝り、事を納めていた。

アクに暗室を使わせないように鍵を隠すのだが頭のイイ子供アクは見つけてしまう。
クリスマスパーティーの日、竹田は料理に忙しく子供達から目を離した。

その隙にアクが女の子(堂島佐和子の姉)を暗室に閉じ込めてしまう。そして、そのカギを土に埋め隠す。


その様子を見ていたジェミ、キャン、きいろ。

夜も更けクリスマスパーティーが始まり、施設の皆で仲良く乾杯をする。
暗室では持病持ちの女の子が発作に苦しんでいた。
女の子は助かりたい一心で壁をかきむしるが誰も気づかない。

その翌朝、女の子の母(ゲスト伊藤修子さん)が施設を尋ねてくる。
「子供を見ていないか?」と尋ねられるが竹田は「いない」と答える。
念のために竹田が暗室を確認すると、女の子が倒れているのを発見する。
病院に運ぶも亡くなってしまう。

責められる竹田を見てアクが白状しようとする。しかし竹田はアクを庇い
「自分の監督不行き届きだ」と言って責任をとり施設も閉鎖する。
アク、ジェミ、キャン、きいろはバラバラになる。

しかし姉の死を不審に思っていた佐和子は、
ある日きいろの所在を探し当て、事件の詳細を聞く。
堂島佐和子は姉を死に追いやったアク、助けなかったキャンとジェミ、隠蔽した竹田に復讐をしようときいろのふりをしていた。

【終】

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