スタイリストを夢見て服飾の専門学校へ
スタイリストを夢見て高校3年の時どこの専門に行きたいかとても迷いました。いろいろ調べた中で一番は文化服装学院でした。
見学に行った時みんなおしゃれでとても刺激的なところだったので行きたい!と感じましたが、入学するには筆記試験もあり僕は勉強がとても苦手で合格するのか。。。まだ決めてもいないのに不安でいっぱいになっていたところ、担任の先生と進路の話をした時に言われて言葉
『モモセくんは文化服装学院のようなマンモス校ではなく、少人数制の
学校にした方が良いかもよ!』
自分の心と対話した時、確かにと思いました。
結構僕は人見知りなんです。大きな学校に行って混乱するよりも人数が少ないところに行った方が自分のためになるかもと。先生の一言を聞いた時に文化服装学園は諦め、二葉ファッションアカデミーという小さな学校に行くことに決めました。文化は東京のエッジ感を感じてましたが、二葉に見学に行った時はどちらかというと家に帰ったようなアットホームなイメージだったのでそれが決め手でした。
入学する前から一つ決めていことがありました。
それは
『2年間同じコーディネートはしない』
毎日コーディネートを考えるのが楽しく、物撮りのように服を置いて前日の夜にカメラで撮って記録として残していた期間もありました。
アルバイトのお給料はほぼ洋服に使ってました。自分の欲なのか、スナップ写真を撮られたい!!という気持ちが強く渋谷や原宿をよく歩いていました。ありがたいことに、TUNEやTOKYO GRAFFITIなどに載せて頂けた時はとても嬉しかったです。今はそのような気持ちは全くなく、服装はシンプルで毎日同じような服でも気にならなくなりました。真逆ですね。
学校生活はほんと楽しかったです。人数が少ないのでみんなと仲良くなりましたし、たまたまだったかもしれないですが2年の先輩のセンスが文化と同じような感覚の方が多かったのでとても刺激的でした。
年に一回のファッションショーで1年からデザイン画の審査が通りオートクチュールの衣装を2年間1人で作れたのもとても良い経験でした。
スタイリスト科だったので実際にスタイリストの方の現場に行って体験できたのもよかったです。
高校の先生からの一言を今でも鮮明に覚えているし感謝しています。
二葉は2023年の3月末で閉校になってしまいました。
卒業してから何度も遊びに行っていた場所だったので、母校がなくなるのは
ほんと寂しいですね。
次はスタイリストのことを書けたらと思っています。