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職業訓練に合格してしまった

職業訓練に合格してしまった。
この記事タイトルは正直不適切だ。僕と同じコースじゃないにしろ不合格になった人はいるだろうし、誰かに強要されたわけじゃなく自身の意思で応募したのだから。もちろん自虐風自慢をしたいわけでもない。
しかしそれでも、「職業訓練に合格してしまった」と言わざるを得ないというのが今の素直な感想だ。
なぜなら、前回の記事でもはっきり書いた通り、僕は働くことが嫌いだからだ。職業訓練に通うこととはつまり、働き始めるということとほぼ同義だからである。

↓前回の記事はこちら

選考結果通知書が届いたとき、まず最初に考えたことは不合格だった時のことだ。不合格だったら、また募集中の講義を探して、その学校の見学会や応募手続き、書類作成、面接という同じ手順を踏まなければならない。
正直言ってそれはめんどくさいので、もし不合格だったら働かずに生きていけないかまた改めて思案してみようという、馬鹿な開き直りすらしていた。
そして結果として合格した。否、合格してしまった。

そもそも職業訓練とは何か?という説明については省かせてもらう。
まだ通い始めてすらいない僕から話せる内容なんて、ググったら一発で出るようなものでしかない。逆に言うと通い始めてからの感想は今後書いていけたらと思う。
「職業訓練に合格とかあるんだ」という初歩的なところから興味を抱いた人はぜひ調べてみてほしい。僕も最初は予想以上にいろんな講義があることを知って、30代になってなんのスキルも資格もない自分でも今からでもどうとでもなるかもしれないと、妙にワクワクした気持ちになれた。

感想という話でいくと、ITエンジニア向けの職業訓練に関するnoteの記事が驚くほど少ない。というかWebデザイナー向けが圧倒的に多い。
前回の記事の通り僕はITエンジニア向けの職業訓練に応募しそこに合格したのだが、その前に実際にプログラミング初心者が職業訓練によって就職したみたいな体験談を求めていたのに、ほとんど見つけることができなかった。
じゃあITエンジニア向けの職業訓練は人気がないのかというとそうでもないようで、IT系は全般的に需要が高く、エンジニア向けだけでも複数の受講が毎月募集されている。嫌な方に想像するなら職業訓練を受けても就職できていないのではということになるが、職業訓練校側の数字を信じるのならば就職率は結構高い。
なので、おそらく需要があるであろうという意味も込めて、エンジニア向け職業訓練の体験談も今後更新していきたい。

僕が応募した職業訓練の講義は朝9時から始まる。
オンラインではなく通所なので、一時間くらい前には家を出る必要があることを考えると、起床は7時ごろになる。
無職になってからというもの、目覚ましを設定せず寝たい時間に寝て起きたい時間に起きるという人間として理想の生活を過ごしていたことを考えると、ギャップが恐ろしい。というか働いていた時ですらフルリモートワークだったから、継続してこんなに早起きすることなんて部活の朝練をしていた中高生以来かもしれない。
果たして僕は社会復帰できるのか。今から不安でならない。
ちなみに夜型の講義もあったのだが、家に帰るのが23時ごろになることが原因で断念した。

職業訓練に合格して無事通い始めることができるというのに、散々ネガティブな内容を垂れ流してしまった。
とはいえ、30代になって新しいことを学び始めることが楽しみでもある。そこから新たにエンジニアとして就職できたとなれば、20代の時とはまったく異なる文字通り新しい世界を体験できるだろう。
今後はそういったポジティブな更新ができるよう努力していきたい。

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