何か一つを頑張っているときは釣られて他のことも頑張れちゃう話【職業訓練に通って一ヶ月の振り返り】
この記事を書いている今現在、僕の服装は半袖短パンだ。
暦上は秋の中頃だというのに、室内の気温は27度。四捨五入して30度の気温では今の季節が秋とはとうてい認められない。一か月前よりマシだがまだまだ夏の暑さからは抜け出せていない。
あっという間に一ヶ月が経ったのは、そんな気温の変化が希薄だったからかもしれないと思う。職業訓練に通いだしてから一か月経過したこともそうだが、前回のnote記事更新が8月31日だということにさらに驚いた。なんならつい最近まで自分がnoteで記事を書いていたことすら忘れていた。
というわけで改めて、職業訓練に関する話題を中心に直近一ヶ月を振り返っていきたい。
ちなみに前回のnoteでは末尾に以下のようなことを書いていた。
宣言通りというわけでもないが、今の自分はポジティブな気持ちがあふれている。なんだか漠然と、自分の人生が好転しているような気持ちになれているのだ。
前回の記事の通り、僕はITエンジニア向けの職業訓練に合格し、今も通い続けている。
毎朝7時に起きて電車で通勤ラッシュに揉みくちゃにされるのはやはり大変で、なんなら生活の変化のせいか少し体調を崩したりもしたのだが、さすがに一ヶ月も経つと体も馴染んできている。最近はAmazonオーディオブックを始めたおかげで、通勤ラッシュや歩いているときでも読書を楽しめるようになったのも大きい。
職業訓練は塾や予備校などに雰囲気が近い。僕は浪人時代に予備校に通っていたのでほとんどそれに似ていると感じる。
20名程度の教室に平日ほぼ毎日通い、朝から夕方まで授業を受け、時折ある定期考査で理解度が測られる。塾や予備校と明確に違う点としては、定期的にキャリアコンサルティングがあるくらいだろうか。
ちなみに同じ教室の訓練生同士の交流はほとんどない。最初こそ自己紹介の流れで軽く話すことはあったが、現時点では一切なく、昼休みも各自で食事を取っている。他の職業訓練の感想記事などを見ると、教室内の人と質問し合って~という仲良さそうな内容のものがいくつかあったので、うちはそうじゃないのかと思うと少し寂しい気持ちもある。一方で、今のままで良いとも思う。訓練に友達を作りに来たわけではないのだし、直接的な交流はなくとも同じ目標や志を持つ人が近くにいるということは少なからず自身の励みになっているからだ。
訓練の内容としては、今は主にJavaの勉強をしている。
とりあえずググって上位の方に出てくるサイトで確認するというざっくばらんな事前調査によると、Javaが安定して需要が高いプログラミング言語ということだったので、素人でも基礎からしっかりJavaが学べそうなコースを選んだのだった。
この選択が正解だったのかは最低でも就職して働き始めないと判断できないと思うが、現時点ではJavaの勉強は割と楽しくできている。そもそもプログラミングの職業訓練を受けようと思った理由の一つとして、過去にhtmlやcssなどWebサイトのコーディングを学んでいたときに面白いと思ったからだったので、Javaの勉強が楽しいと思うのは自分としてはあまり不思議ではない。
ただ現時点の不安点は、構文やオブジェクト指向など基本的な知識は学んだものの結局これで何が作れるの?ということがまだ理解できていないことだ。例えるなら武器の使い方はだいたい学んだものの、それを使って誰と戦えばいいかわからないという感じだ。なので今はまだ勉強することが楽しくても、実務に入るとまた「やりたいことがない病」が発症する可能性があるというところが不安ではある。とはいえそんなことを気にしていても仕方ないと頭ではわかっているので、たいした不安ではないのだが。
直近の目標としては、就活におけるアピールかつ勉強した結果を形として残すため、Java Silverという資格を取得しようと考えている。
唐突だが、最近筋トレのモチベーションが上がっている。ジムに行くほどではないものの、自重トレーニングについて調べながらメニューを組んで取り組むのが楽しい。
何が言いたいかというと、何か一つに頑張れているときは他のことにも同じ意欲で取り組めるということだ。
逆に、何か一つに注力するために他のことを妥協すると、不思議なことにその一つについても妥協してしまう。具体的には、仕事が忙しいからという理由で食生活が雑になったり趣味の時間を減らしたりすると、結局仕事の方にもあまり身が入らないというようなパターンだ。
これが一般的なことなのかはわからないが、自分に関しては間違いなくその傾向があると言える。つまり今の僕に置き換えると、職業訓練での勉強に楽しく取り組めていることで、筋トレなど他のことも釣られて同じように高い意欲で取り組めるということだ。
冒頭で人生が好転しているような気持ちと書いたが、まさにこの効果でそんな気持ちになれているのだと思う。
上げて落とすようだが、こんなポジティブな気持ちもそんなに長続きしないだろうとも思う。これは僕がネガティブだからというよりは、期待が裏切られる前に最悪なパターンを想定しておく小心者だからだろう。幸せなときほど不幸になったときのことを考えてしまうアレだ。
人生楽しい~~みたいなノリで更新続けるつもりはないので、これが裏返るような転機があればそのタイミングでまたnoteも更新したいと思う。そんな転機は訪れない方がいいとは思うが、遅くとも年内には来るんじゃないかなぁ…。