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ワクチン接種してきた!1回目レポートinマレーシア

マレーシアの国家免疫プログラム、外国人の私にもワクチン接種の順番が回ってきました。

おそらく在住日本人のほとんどが1回目のワクチンを接種している頃合いだとは思いますが、自分用の記録として残しておきます。

■ワクチン接種当日の流れ@ブキッジャリル国立スタジアム

大きなスタジアムが会場だったので、何度かMySejatera(マイスジャテラ:マレーシア政府の追跡・ワクチン接種管理アプリ)でのチェックイン手続きを行いました。

全体としては、入場から退場までの一連の流れを5つのステップ(Station1-5)に分けて掲示されていたので、外国人の私でも迷うことなくゴールまでたどり着けました。

では詳細へ行ってみましょう。

・スタジアム入口:MySejahteraスキャン

ここではMySejahteraのリスクステータスをチェックされました。

この時点でリスクステータスが青(Low Risk No Sympton)の人以外は入場拒否される模様。
(なので厳密にいうとココもStation1になるのかな)

私は2か月ほど外出していなくて、リスクステータスも2か月前のままだったため、その場で指示を受け更新。当然リスクステータスは青のままなので入場が認められました。

<参考>ほかの会場ではありますが、入場基準が明示されていました(Casual ContactくらいならOKみたいですね)

・Station1 : Screening(体温チェック)

スタジアム内をしばらく歩き、自分にアサインされた接種会場の入口でMySejahteraスキャンを求められました。

その場にいたスタッフの方から問診票2枚を受け取り、会場の中でココとココに記入してね!と指示を受けました。

会場となったブキッジャリルナショナルスタジアムでは、陸上トラック上にテントが張られ、そこに各接種会場が設営されるスタイル。

Station1が客席入り口(1階席最後尾)にあり、Station2-5がトラック上に設営されたテントの中だったため、このStation1-2間の移動で結構な距離を歩く(しかも階段を下りるかたちでの移動)ことになりました。

・Station2 : Registration(登録)

【Todo】同意書の記入

テント入り口でスタッフさんにMySejateraの予約画面を見せ、番号札を発券してもらいます。

実際のところ番号札はほとんど利用されず、スタッフさんによる臨機応変な対応のおかげで、「〇番のカウンターへ進んでね!」と案内されることがほとんどでした。

案内されたカウンターでは早速問診票の記入に入ります。
スタッフさんが手取り足取り教えてくれるので、指示通りに名前とパスポート番号を記入します。

この記入箇所が、いわゆる接種への同意を表すところになるのですが、ここで本日接種するワクチンの種類を記入することになります。

カウンターにSINOVACと書かれた紙が置いてあり(というかペン立てに貼ってある)、それを指さして

「これを問診票のココに書いてね」

と指示されます。

パスポートチェックののち、次のStationへ。

・Station3 : Consultation(問診)

【Todo】医師の問診と同意確認、サイン

Station3では一つのカウンターに複数人案内される形で、一斉に説明を受けました。

今回接種するワクチンの説明と、アレルギーの有無、過去の接種でアナフィラキシーが出なかったか、など数点確認され、最後に同意書にサイン。

問診を担当してくれた医師のサインを得て、解放。

言語面で不安を感じている人にとっては、ここが一番の山場かも。
他の人もいますが大事なところなので何度も聞き返す気持ちで臨むのがよさそうです。

・Station4 : Vaccination(接種)

【Todo】ワクチン情報シートの記録(撮影)と接種

ここでもスタッフさんが多数ある接種ブースの空き状況を見ながらてきぱきと案内してくれました。

ほぼ待ちなしで接種ブースへ。

ワクチンのロット情報などが書かれた紙を写真撮っておくように促され、写真を撮るとともに、MySejateraのワクチンページのQRコードもここで読んだはず(記憶おぼろげ)

接種は一瞬ちくっとして、何かが注入されてる感をほのかに感じたものの、びっくりするくらい短時間で完了。

本当に接種されたのか疑問に思っちゃう人が出てくるのも不思議じゃないな、と実感。

・Station5 : Observation(経過観察) 

【Todo】次回接種の予約確認と観察時間の確認

接種後の経過観察のStationです。

こちらでもスタッフさんが丁寧に案内してくれました。

空いてそうなカウンターを見繕って「〇番に番号札を預けて待っててね」との指示。

ここでようやく番号札が役割を果たすときがきました。

番号を呼ばれてカウンターに座ると、接種したワクチン情報のMySejateraへの登録と、次回の予約を取ってもらい終了です。

Observationエリアにて、指示された経過観察時間まで様子を見て、問題ないことを確認し、退出です。

・場外編:Photoブースで記念撮影

接種会場のテントを出た直後には、Photoブースが用意されてました!
皆さん思い思いに写真をとっていて、ここが一番待ち行列ができていたな、という感じです。(とはいっても5~6人ですが)

スタジアム会場ということで、ハンドボール(ホッケーかも?)のゴールや雑誌の表紙を模したパネルと一緒に撮影することができました。

時間帯によってはスタッフさんが撮影を手伝ってくれたりもするようです。

こういうところ、マレーシアらしくていいなーとほのぼの感じました。

■接種後の経過

接種後の経過についても記録しておきます。

といっても、明確に副反応かどうかよくわからない程度のものばかりでした。

・接種箇所のわずかな痛み
・ほのかなだるさ
・火照り(ちょっと体に熱がこもっている感じ)

接種箇所の痛みも、当日寝るときに接種箇所の腕を下にして横向きになるのがちょっと痛いな、というくらい。

だるさや火照りも、普段ちょっと調子悪いときに感じるものと変わらずでした。

少しずつ、未来が開けていくことを祈りながら、2回目を待ちます。

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