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Lazadaの商品発送画面が思い出させてくれたことinマレーシア

ショッピングサイトの「Lazada」で注文した荷物が、マレーシア北部のリゾート地「ペナン」から発送された。

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Lazadaのアプリは親切で、今荷物がどこにいるのか、あとどのくらいで着くのかわかりやすく教えてくれるので重宝している。

普段はクアラルンプール近郊のセラーから購入することがほとんどなので、商品の配送状況を示す地図もクアラルンプール周辺のだいぶ拡大された地図が表示されるだけだった。

でも今回は違う。

マレー半島の形がわかるくらい、海も入るくらいの縮尺で、なんならお隣タイの地域まで表示されている。

クアラルンプールに暮らす私にとってはいつか行ってみたい憧れのリゾート地、ペナンからはるばる運ばれてくる荷物の様子を見て、なぜだかワクワクしてしまった。


旅行どころか外出もできない今だけど、私の荷物はちゃんと旅してる。


クアラルンプールに住んで3年、移住前は

「休みのたびに国内旅行しまくろう!」

「シンガポールやタイにも遊び行きたいな」

「なんならヨーロッパとかもお得に行けるかも」

なんて夢見ていた。

でも実際は、来馬当初は仕事や生活をこなすだけで疲れ果てて、休日は昼まで寝、せいぜい近場の美味しいローカルグルメを楽しむくらいしかできなかった。

そしてあっという間にロックダウンの日々が襲来。

デリバリーにお世話になりまくりな日々。

ここ3ヶ月に至っては、ワクチン接種で出かけた以外、文字通り一歩も外に出ていない。

スーパーマーケットでの食料調達もデリバリーサービスを使っているし、LazadaやGrab Foodには居なくなられては困るというくらい依存している。

そんな使い慣れたLazadaの、何気ない商品発送画面から、最近忘れてしまっていた「ワクワク」感を取り戻すことができた。

日々はちゃんと動いている。

日常をつないでくれている人がいる。


(2021年7月に書いた下書きを、9月に公開しました)

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